2023.12.01

eトレお役立ち情報

塾をパワーアップ!新年度からのeトレ200%活用術

いよいよ新学期が近づいてきました。景気低迷が叫ばれる中、自立型プリント演習システム『eトレ』を導入している多くの教室では、生徒の学力向上と塾の収益向上を実現しており、確実にeトレを塾運営に役立てています。今回は、ベテランユーザーの運営事例を交え、eトレの効力を最大限に引き出して塾をパワーアップする方法についてご紹介します。

全国のユーザーのeトレ運用状況

【通年】一斉指導+eトレ演習のセットコース

一斉指導の教室の多くでは、eトレ演習を授業内容の定着を目的とした正式な指導カリキュラムとして組み込み、授業とeトレをセットにした授業料を設定しています。

 

【通年】個別指導+eトレ演習での5教科総合指導

多くの個別指導教室では、英語と数学の2教科を個別指導で、理科・社会・国語の3教科をeトレ演習で1人の先生が10数人を同時に指導するという形で5教科指導を行い、学校での成績アップを実現しています。

 

【短期】定期テスト対策・入試対策・季節講習としてのeトレ演習

一斉・個別指導と形態を問わず、多くのユーザーが定期テスト対策・入試対策・季節講習としてeトレを活用しています。通常の指導時間とは別に、空き教室のある時間帯や土日を使って対策講座を設け、eトレでカリキュラムを組んで効率良く演習を行っています。多くの塾が有料で実施しており、成績アップと収益アップのどちらも実現しています。

 

eトレ運用成功のための7つのポイント

eトレ導入歴3年以上のベテランユーザーから寄せられたeトレ運用方法のうち、7つのポイントをご紹介します。eトレ運用の成功に向けて大きなヒントになりますので、ぜひチェックしてください!

 

① eトレは先生が本気になって勧めなければダメ

eトレを生徒に勧めるのは、授業を行っている先生です。eトレの意義とその良さを、先生が真剣に生徒や保護者に訴えることが、eトレ受講者を増やし、成績を伸ばすための第一歩です。

② 積極的に体験会を実施する。体験した生徒は90%以上満足する

eトレを生徒に受講させるには、時間を設定して生徒全員に体験させることが最も効果的です。実際に生徒に体験させてみると、ほとんどの生徒がeトレの楽しさに驚き、普段集中力のない生徒までもが1時間めいっぱい勉強します。

③ 保護者会や面談を積極的に実施して、保護者にしっかりとeトレを勧める

保護者会や面談などでしっかりとeトレの意義や学習効果を保護者にアピールしましょう。保護者が仕組みや良さを認めてくれないことには、実際の受講にはつながりません。また授業料を少し上げようという場合には、なおさら保護者の理解が必要です。ある塾では、eトレ体験会と同時に保護者会を開き、eトレの意義を伝えた上で生徒たちの様子を見せたところ、ほとんどの保護者がその場で申し込んだという事例もあります。

④ eトレのカリキュラムは先生と生徒が相談して決める

eトレ学習で重要なのがカウンセリングです。弱点やこれから伸ばしたいポイントを確認しながら、どのように勉強を進めていくのか生徒と相談しながら決めていきましょう。希望を聞きながらも、先生が勉強の方向を示し上手に主導することで、生徒のモチベーションを高く保ちながら、効率的な学習が可能となります。もちろん三者面談なら、保護者へのアピールという面でもさらに効果的です。

 

⑤ eトレは補習でも自習でもなく、授業の定着のための演習授業として実施する

eトレを塾の正式な演習カリキュラムとして位置付けることが大切です。きちんとeトレの授業時間を設定し、始めと終わりにはあいさつをさせる。欠席の場合は、授業と同様保護者に連絡します。そして月末には、必ず保護者へeトレの学習記録表を渡しましょう。そうすることで、eトレにしっかりと料金を設定でき、塾の収益向上につながります。

⑥ eトレ演習中はできるだけ教えず、できる問題から少しずつ解かせる

eトレ演習中、生徒がつまずいた箇所をその場で教えると、当然手間がかかり多くの生徒に対応できません。授業とeトレでの対応はまったく違うことを意識しましょう。覚える時間が授業であり、覚えたことを身に付けるのがeトレです。解説プリント(ラーニング)を活用し、生徒が自分で答えを導き出せるよう、上手に誘導していきましょう。

⑦ eトレの得点はすべてゼロからのプラスと考え、間違えをマイナスと考えない

指導経験が長い先生ほど、どうしても間違えたところが気になり、10点満点中8点取れても、間違えた2点を追求してしまいがちです。しかし、それでは勉強が苦手な生徒は、なかなかモチベーションが上がりません。eトレの時間は、生徒が練習する時間と完全に割り切って、教えることよりもできたところを徹底して褒めることが重要です。

とある先生は、eトレプリントで3問しか合っていなかったときも「頑張ったね、3問しっかり覚えたね!次のプリントもその調子で頑張ろう」と励ましています。そうすると、それまで集中力がなく勉強嫌いだった生徒も、eトレで1時間しっかり集中して勉強するようになり、徐々に間違えも減っていったそうです。