満点でもらえる金色シールが、生徒のモチベーションを高める!

山大教育桜塾 様(山形県)

山形県東根市にある山大教育桜塾のモットーは「勉強が得意な子でも、行き詰っている子でも、しっかり面倒を見て責任を持って指導する」。2007年にeトレを導入以来、約30人の小学生では個別学習のメイン教材として活躍、また約50人の中学生はほとんど全員が、一斉授業に加えたオプション演習コースでeトレを利用しています。

一人ひとりの目的にしっかり対応
中学社会の入試対策に効果てきめん

学校の先取り学習がしたい、不得意科目の復習をしたいなど、生徒一人ひとりによって通塾の目的はさまざまです。「豊富な問題量があり、簡単にカリキュラム設定ができるeトレはどんなニーズにも対応できるため、うちにはピッタリなシステムなんです。

桜塾での導入のきっかけは、中学生に社会を演習させるツールとしてeトレに興味を抱いたことでした。高校入試直前の時期に早速運用した結果、社会が苦手な生徒も、みごと高校入試を突破しました。

小学生の体験会でも、面白いように集中してプリントを解き進めていく姿を見て、導入を決めて良かったです。

▲教室外観

中学生の定期テスト前や入試直前のeトレ対策講座も好評

塾全体としては、小学生・中学生ともに学校の授業に沿った指導を行っています。eトレ演習は1クラス15人程度で、徹底的に基礎力の定着を進めています。小学生はeトレを使った授業だけ。そこに、細くプリントや資料を使って、桜塾独自の色付けを行っています。

中学生は、講義型の授業に加え、オプションとしてeトレの演習コース(社会)を設けています。また定期テストや入試直前の時期には、土曜日に別途有料で対策講座を設置し、すべての科目で効率的な演習を行っています。

▲相澤剛 塾長(左)

山大教育桜塾 eトレ料金表

小学部 時間割 (水・木・金) ① 16:00 ~ 16:50 低学年(1~3年)
② 17:00 ~ 17:50 全学年
③ 18:00 ~ 18:50 高学年(4~6年)
月額料金 週2時限 6,000円
週3時限 9,000円
週4時限以上 定額 11,000円

無我夢中でプリントを解き続ける
30点アップした生徒も

桜塾では、“ステップ”の答えを生徒に持たせないで、問題を解かせています。(解答も一緒に渡して自学自習させるのが一般的)自己採点するときに初めて答えを渡すため、良い意味での緊張感があると思います。いつもはやかましいくらい元気な生徒が、eトレ授業中は驚くほど静かに集中して取り組んでいます。特に小学生は無我夢中でプリントを解き進め、50分の授業で20枚以上の解く生徒もいます。中学生では、定期テスト前の特訓が功を奏し、社会で20~30点上がった生徒がいるなど、確実に結果を出しています。

「高校生になっても指導してもらいたい!」
eトレ「達成表」が生徒のモチベーションを生む

eトレ学習は、生徒や保護者の方からも良い評価をいただいています。

最後の“チェック”は私が採点していますが、ドキドキしながら採点を待って、合格したときの生徒の表情はいつ見ても良いですね。楽しみながら学習成果が出ているので、保護者の方の評判も良いですよ。中には「高校生になっても先生に指導してもらいたい」と言ってくれる保護者の方もいるくらいです(笑)。

小学生には最後の“チェック”に合格すると、シールをあげます。塾名にちなんで、普通は桜シール1枚ですが、満点を取った場合は金色シール2枚です。このシールを「達成表」に貼っていきます(シール30枚で文具と交換)。

シールで埋まった「達成表」は壁に貼り出しますが、実はこれがとても大きな効果をもたらしています。同じ30枚のシールでも金色のシールが多ければ、それだけ満点が多いということになります。すると、達成表を見た生徒間での競争意識が出てきます。「次は○○さんよりももっと多く金色シールを取ろう!」という具合です。

▲採点をドキドキしながら待っています

「達成表」は保護者の方へのインパクト大

「達成表」はとてもインパクトが大きいようで、来塾する保護者の方に学習成果をアピールするのにも役立っています。自分の子どもを見つけて、「来月は金色シールをもっと取れるように頑張ろうね」と激励する姿が見られたりします。3か月前に始められた試みですが、以前に比べ「満点を取る」という目標をしっかり持って学習に取り組むようになりました。金色シールの数も日々、増えています。

「家庭通信」は、eトレの学習計画と学校進度の対応表

桜塾では「家庭通信」で、ご家庭に塾の日々の学習成果を伝えています。地域柄、学校の進度にうまく合っているかを重視される保護者の方が多く、学校と塾の学習を分かりやすく比較できるものがないかということで作成されました。学校の進度に合わせて、生徒ごとにeトレの学習計画機能を使ってカリキュラムを決定。月末には、学校の進度と塾での進度、加えて理解度(A~C)を記入しています。

この「家庭通信」を見ると学校と塾の進度が一目瞭然です。しかも得意・不得意分野がひと目で分かるため復習もしやすくなっています。「先取り学習の生徒は学校よりももっと先行しようと頑張り、また復習の生徒は早く学校の進度に追い付こうとする」という効果と、「生徒の学習目標が明確にしやすいし、保護者の方にもそれを伝えやすい」という利点があります。

指導する側から見ると学習管理がしやすく、さらに状況に応じて「もう1コマ追加しましょう」というような提案もしやすいのです。

eトレ2時間無料体験が入塾の最後の決め手です

電話でのお問い合わせや来塾されてのご相談があると、2時間の無料体験授業を受けてもらい、eトレの演習の良さを体感してもらっています。このときのポイントは、その子に合った分野を背伸びさせずに学習させること。自分のレベルに合ったプリントをどんどん解き進んでもらい、「この塾はしっかり学習ができて楽しい」という印象を生徒自身に感じてもらうわけです。そうするとほとんどの子が、「ぼくだってやればできる!」「もっとやってみたい!」などの感想を抱き、入塾に結び付いています。保護者の方には体験授業後、その子の理解度や今後の学習方針をお話しすることも重要ですよね。

eトレの授業は、生徒とのコミュニケーションが取りやすい
周りを気にせず、自分の塾のやり方を貫く!

eトレの授業では、生徒とコミュニケーションが取りやすいというメリットが生まれています。“チェック”の採点時には、「難しかったところはある?」と必ず生徒の理解度を確認しています。

どの生徒がどこが得意で、どこでつまずいているのかは正確に把握しています。そして「つまずいたところは必ず今日の授業で解決しようね」という話をよくします。

生徒とのやり取りは、学習の指導だけにとどまらず、生徒の深いところまで入り込んでいきます。部活や学校生活での悩みから、恋愛の話まで。生徒から見ると、授業中は当然先生ですけれども、それ以外は「頼れる兄貴」的な存在だと思いますね(笑)。

塾を卒業しても相談に来る生徒もいます。「○○高校に□人合格!」というように実績を謳う塾も多いですが、うちはあくまで生徒一人ひとりとのコミュニケーションを大切にします。他塾さんがどう宣伝しようと、自分の塾は自分のやり方で運営していくものと割り切って考えています。

▲コミュニケーションをする機会がたくさん

■山大教育桜塾(山形県東根市)


2010年8月取材 (eトレ読本 掲載)