中学受験生の演習指導にeトレをフル活用しています
日能研ユリウス 横浜教室 様(神奈川県)
中学受験の小学生をメインターゲットとして個別指導や少人数グループ指導で教室展開している日能研ユリウスでは、2012年8月現在、首都圏の86教室すべてにeトレを導入し、「段階別プリント演習」という名称でeトレを使った演習指導を行っています。
「公立中高一貫校」受検生の演習量確保に、eトレを最大限活用しています
横浜教室でのeトレの利用方法を教えてください。
日能研ユリウスでは「段階別プリント演習システム」という名称でeトレを利用しています。日能研ユリウスのホームページにも、「豊富なデータベースで、つまずきの発見と演習量の確保」という内容で案内しています。横浜教室でも公立中高一貫校受検生の演習量確保のために、eトレを最大限に有効活用しています。公立中高一貫校の受検生は授業以外にも多くの演習を課しています。授業では扱わない科目別の学習とその演習をしっかりと確保するために、「段プリ」つまりeトレは大変活躍しています。
▲教室外観
講師の指示に従って、教室外のフリースペースでeトレ学習
生徒はどのようにeトレを利用しているのですか。
まずは講師が、その時期にやらせたい単元の一覧表を作成します。うちでは「段プリ表」と呼んでいますが、生徒はそれをもとに自分でeトレを操作してプリントを印刷し、解き終わったら特典入力、そして次のプリントという具合に取り組みます。
日能研ユリウスでは、教室の外にフリースペースを設けてeトレを設置しています。そこには教室長の私をはじめ授業のない講師が必ずいるので、疑問点があれば生徒はその場で質問することができます。そんなフリースペースで生徒たちは効率的に、そして安心して自学自習に取り組むことができています。
▲「段プリ表」をもとにeトレを操作しています
授業日以外に“演習日”を設けてeトレ演習
さらにポイントカードでやる気もアップ
eトレを利用するうえで、工夫していることなどはありますか。
さらに多くの演習量を確保するために、授業後のフリースペースでのeトレ演習とは別に「演習日」を設定しています。また、「なんでもポイントカード」というポイントカードも作っていて、貯まったポイントに応じていろいろなユリウスグッズをプレゼントしています。
▲自習用のフリースペースでeトレプリントに取り組みます
中学生・高校生は定期テスト対策に利用
公立中高一貫校受検生以外へのeトレ活用法を教えてください。
私立中学受験生は日能研が監修する「Nカリキュラムテキスト」を利用していますが、その補強用の宿題としてeトレを利用しています。また中学生・高校生は定期テスト対策用に理科や社会などで活用しています。
また、夏期講習前の7月には小学生の「入会のためのイベント」にeトレを利用しましたが、大変好評でした。苦手箇所を発見したあと、個人対応をしてもらえるというのが良かったようです。
▲太田正美 横浜教室長(左) 佐藤陽平 先生(右)
2012年7月取材 (eトレTimes 2012年秋号掲載)