eトレと一斉指導のマッチングで、看板もチラシも出さずに生徒を集めています
ケーエム進学教室 様(大阪府)
大阪府高槻市の住宅街にあるケーエム進学教室は、上位校への進学を目指す学習塾です。3台のeトレパソコンを上手に使いこなし、看板もチラシも出さずに保護者との信頼関係と口コミだけで生徒を集めています。
学校での授業の定着を図るため、eトレのプリント学習を選びました
eトレを選んだ理由をお聞かせください。
指導要領の改訂などで学校の教育現場が混乱する中、学校で習ったはずのことがよく理解できていない生徒が増えていることに危機感を覚えていました。これからは塾でも学校の授業の定着を図る必要があると感じていたときに、eトレTimesを読んでeトレのことを知りました。
それまではテキスト教材を使っていて、プリント学習にはあまり賛成の立場ではありませんでした。しかしeトレのプリントを使えば学校進度に合わせた演習指導ができるだけでなく、生徒個々に前学年の内容まで復習できることが分かり導入を決めました。
実際導入してみて、生徒ごとにしっかり個別対応できるので大変助かっています。今では学校の授業内容だけでなく、入試対策などにも幅広く活用しています。
▲小馬塾長(右)は授業のみ担当
eトレ演習は専属の池内先生(左)・岡本先生(中央)が担当
問題集で指導をして、eトレで定着
eトレは全員が受講しています
授業はどのように行っていますか。
小学生はeトレ授業のみで、学校の授業内容の定着を図っています。
中学生は「新中学問題集」(標準編・発展編)を使って授業をしています。数学は全学年、理科・社会は中2から、国語は中3から一斉指導をしています。eトレはそれらの補完用に活用しています。eトレの良さを活かし、専属の先生が生徒のニーズや理解度に合わせて学習計画を作成して演習指導を進めています。eトレは全員が受講しています。
料金については、一斉指導は1回単位の料金とし、eトレは月単位の料金にしています。週1回の一斉指導と週2回のeトレ演習を組み合わせても、月1万円程度なので、受講しやすいのではないでしょうか。
▲生徒自身が点数入力から印刷までを行い、先生は机間巡視しながら、採点と指導に専念
苦手な理科で100点満点を取った生徒がいます
入試直前には、1か月で900枚もプリントを解いた生徒も
eトレを実際に使ってみて成果はありましたか。
この前の定期テストでは、苦手だった理科で100点を取った中学生がいました。また入試直前の1か月で900枚ものプリントを解いた生徒もいます。その生徒は元々良くできる生徒でしたが、苦手単元をコツコツとeトレで克服し、最終的には5科目すべてで偏差値が72~73になりました。優秀な生徒の弱点克服にも、eトレは大変有効だったと思います。
▲プリントに合格すると、シールを貼っていく。さまざまな種類のシールが準備されていて、シールを集めるのも生徒の楽しみの一つになっている
毎月のeトレ学習記録表と教室便りで、保護者の方との信頼関係を築く
生徒や保護者の方への対応で工夫していることはありますか。
うちは塾の看板もチラシも出していませんが、現在通っていただいている生徒や保護者の方との信頼関係だけで、新たな生徒を集めています。生徒に対しては、私自身の考えを確実に伝えるようにしています。時には厳しく接することもありますが、皆めげずについてきてくれていることが、信頼の証だと思っています。
また保護者の方に対しては毎月、eトレ演習の結果(学習記録表)と次月の学習計画表、さらに小テストと教室便りを渡しています。必要な情報はできるだけ早く伝え、塾と保護者の方の距離を近づけるよう努力しています。
このようにして生徒や保護者の方との信頼関係を築いていくことが、そのまま兄弟や友人などの入塾につながっているのだと思います。実際、現在の小学生は、ほぼ兄弟姉妹で通ってくれています。
▲日々の学習計画と次月の学習計画を、教室便りや小テストとともに保護者の方へ配布
2012年8月取材(取材当時:小馬教室) (eトレTimes 2013年新春号掲載)