一斉指導にeトレ演習を加えて効率アップ!

栄興館 様(静岡県)

栄興館は静岡県浜松市で2教室を展開しています。塾の存在を、学力を付ける為の「道場」と考え、時に厳しく、時に楽しく、そして温かさをもって指導を行っています。

保護者の方へeトレ体験会を実施

一斉指導を中心に行ってきた栄興館ですが、2015年新学期からeトレを導入するにあたりeトレの演習の授業を作るなど、授業形態の大きな見直しを実施しました。それに伴い、保護者の方を招いた説明会とeトレ体験会を実施することに。この説明会には、eトレスタッフも同席させていただき、直接保護者の方々へeトレの仕組み、個別演習のコンセプトや重要性などをご説明しました。

一通りの説明を終え、いよいよeトレ体験会です。今回体験していただいたのは、生徒ではなくなんと保護者の方々です。今まで、いろいろな教室で体験会を実施してきましたが、これは初めての試みでした。

▲松井良育 塾長

体験会では、事前の予告もなく「今から生徒たちが学習している内容のeトレプリントを体験していただきます」とお伝えすると、「えー! ぜったい無理!」などの声も上がりましたが、始まってみると意外とすらすらプリントを解いていく保護者の方々。生徒たちがこれから取り組むeトレの学習効果を、身をもって実感していただけました。

松井塾長は、「授業料を払っていただく保護者の方がeトレを良いと思わないかぎり受講率は良くなりません。ですからあえて保護者の方に体験していただきました」と語っていました。

▲一斉指導の授業風景

約1年で成績が飛躍的にアップ!

導入から約1年後、栄興館を再度訪問してきました。定期テスト前ということもあり、生徒全員が黙々とプリントに取り組んでいます。チューターの先生もすでに慣れた様子でプリントの採点や、間違えた問題のアドバイスなどをしていました。

当初に提案した、eトレ画面を生徒の側に向けた「対面型eトレ」。これはステップやリトライは生徒が自分で得点入力し、チェックプリントはチューターの先生が採点して効率を上げる方法ですが、こちらも採用しており、生徒たちもスムーズに操作していました。

▲「対面型eトレ」を採用し、生徒もスムーズにeトレを操作しています

松井塾長に話を伺ったところ、「飛躍的に成績が伸びた生徒が多いです!」とうれしいお言葉が。生徒からも「eトレで解いた問題が定期テストでたくさん出た」と評判が良いそうです。従来の、黒板を使った対話形式の一斉指導でしっかりと教え、eトレ演習で確実に身に付ける。それぞれの長所を上手く活かした、このハイブリッドな学習が効果を発揮していました。

▲eトレプリントに真剣に取り組む生徒たち

■栄興館(静岡県浜松市)


2016年3月取材 (月刊eトレ 2016年5月号掲載)