eトレで『個』に合わせた理想的な反復演習を実現!

eisu(株式会社 鈴鹿英数学院) 様(三重県)

三重県津市に本部を持つeisuでは、三重県だけでなく東京都・愛知県・静岡県で教室を展開しており、eトレ発売当初より全教室(eisu小中学部・nice)で導入しています。eisuの教育理念である「『個』への対応」を実践する上で、学年の枠を超えた指導を可能とするeトレが効果を発揮しています。

eisuの指導システムとeトレの位置付けを教えてください。

eisuオリジナルの指導システムとして「ハイブリッド指導システム」があります。これはTeaching・Coaching・Self-Trainingを組み合わせたシステムで、その指導の柱の一つとしてeトレを活用し、eisuの指導理念である「『個』への対応」を実践しています。

eトレを導入したきっかけを教えてください。

同じ教材だけでは間違えた問題を反復して演習することは難しく、また苦手な単元をさかのぼって学習する場合に前の学年にすぐに戻れる教材はありませんでした。繰り返し苦手な単元に取り組み、反復演習できる教材を探していたときに紹介され、導入を決めました。

当塾では総合的な小・中・高一貫指導を目指して、小学生から高校生まで指導しています。最終的には第一志望大学に現役合格できる学力を養成し、これからの社会に活躍できるリーダーを創造していくことを目標に、日々全校舎で取り組んでいます。そうした教育をしていく上で、学年を超えた指導が可能なeトレは、当塾のコンセプトに合致していると感じています。

eトレの運用方法について教えてください。

メインの集団授業にプラスして、勉強する習慣をつけるために生徒にはeトレに取り組ませています。集団授業の後に演習の時間を設けており、自分で学習したい単元をピックアップして演習指導をしています。

また、「なかなか集団授業に出席できない」「習い事や部活動で決まった時間に通塾できない」という生徒は、単独でeトレを受講しています。好きな時間に教室に来て、決まった時間内でしっかり演習させています。学習内容は一人ひとりの状況によって異なりますが、eトレは学年の枠を超えて学習することが可能なので、勉強が苦手という生徒は苦手な単元を一つ前の学年に戻って学習することもあります。その中でまた新たに苦手な部分が見つかれば、さらに戻って学習しています。

▲中西康行 先生

定期テスト対策ではeトレをどのように活用していますか。

津駅前校では、テスト対策のために日曜日も開校しています。質問をする生徒もいれば、演習を行う生徒もいます。テスト対策用のテキストも持たせてはいますが、同じテキストを繰り返し学習することが苦手な生徒が多いため、eトレのテスト対策プリントで演習量を増やしています。

eトレの良いところを教えてください。

なかなか家では学習量を増やすことができない生徒に対して、eトレのプリント学習システムを使って学習量・演習量を増やすことができています。eトレは段階別に学習できて、つまずいた問題でも繰り返し類題問題で復習ができるので、学力の定着につながったと生徒はもちろん、保護者の方からも評判です。

「中学入試対策」シリーズや「難関国私立高入試演習」シリーズなどの、豊富な受験対策のデータベースも非常に重宝しています。

▲松藤博紀 先生

eトレ学習の効果について教えてください。

中学3年生で、なかなか思うように成績が伸びない生徒がいました。どこが苦手なのか探っていくと、数学であれば小学校の算数で習う「分数の計算」や「単位量あたりの計算」などが丸々抜けていた状態でした。自分の学年よりもかなり前の学習内容であることから、はじめは戻り学習をやりたがらなかったのですが、学校の授業に追いつくことを目標に、eトレのプリントに取り組みました。着実に学習した結果、中学3年生の水準まで追い上げることができました。学校の授業内容の理解も深まり、さらに当塾で実施している三重県統一テストで出題された応用問題も解けるようになってきました。

生徒や保護者の方からのeトレの評判を教えてください。

中学受験をしない小学生の生徒は、三重県統一テストを一つの目標として学習しています。そのテストで解けなかった単元や、次のテストで出てくる範囲をeトレのプリントで反復演習しています。繰り返し取り組むことで次のテストで点数が取れるようになったと、保護者の方から満足の声をいただいています。

三重県統一テストではテスト結果の分析を細かくできるので、間違いが多かった単元をeトレで復習するなど相互に活用ができています。解きっぱなしにならないよう、解いたプリントをしっかり見てアフターケアを行うようにしています。

▲解き終わったら、先生が採点します

最後に今後の展望・意気込みをお願いします。

eトレという理想的なプリント学習システムを使って演習量をしっかり確保して実力をつけていきながら、集団授業も併せて受ける生徒をますます増やしていけたらと思っています。また個人に合わせた反復学習をよりしっかり行っていきたいと考えています。

さらに一貫した教育を実践していく中で、一人ひとりが今何をすべきなのかということを、その都度生徒だけでなく保護者の方にもアピールしていくことが必要だと思っています。保護者の方も巻き込むことで生徒の学習意欲を掻き立てる動機づけになります。また学力がついてくることで「何をどうしたいのか」と自発的に考えるようにもなり、今後の方向性や先々のことを考える計画性を養うことにもつながります。受験を一つのゴールとせず、将来どうしていきたいのかと考えさせ、そのためにはどのようなルートで目標に達するのかプラン提案をしていくことで、社会で活躍できる人材を生み出していきたいと思います。

▲eトレ指導風景

■eisu(三重県津市 ※総本部)


2017年12月取材 (eトレTimes 2018年初夏号掲載)