「夏期講習はeトレで復習したい」という要望が多数集まるほど、生徒からの支持は絶大!

志惺塾 様(千葉県)

千葉県白井市にある志惺塾では、自立型の学習指導の中でeトレ演習を行っています。課題は生徒自身に具体的に考えさせるという自立性を大切にした指導がモットー。eトレを活用して、生徒一人ひとりに合わせた指導を実現しています。 今回は、eトレの活用方法や生徒の成績アップなど、多岐にわたりお話を伺いました。

課題は自身に考えさせる、生徒の自立性を大切にした指導を実施

教室の指導方針を教えてください。

「頑張りたい生徒を応援する」塾です。そのため、入塾時の学力選抜は行わず、1時間の学習カウンセリングを実施します。そのときに必ず伝えることは、塾に入っただけで成績が上がる約束はできないということです。ただし、生徒自身がしっかり頑張れば自ずと結果につながるということも併せて伝えます。自立性を大切にしているので、生徒本人が主体となって学習できるようにサポートしています。

それから、私の方針として、一人ひとりの生徒をしっかり把握するために、責任を持って指導できる以上の人数はお預かりしません。その代わり、お預かりした生徒のことは我が子のように責任を持って指導しています。

▲金澤英治 塾長

授業に演習を組み込み、抱える課題に個別アプローチ
生徒に合わせた単元選びも簡単なeトレ

授業の進め方を教えてください。

中学生には、1回120分・週2回授業を実施しています。文系の日、理系の日と分けて授業を行っており、理系授業のうち40分間は演習の時間としています。生徒ごとに状況が異なるため、科目の固定はしていません。カリキュラムも明確に決めているわけではなく、そのときに生徒が感じている課題を解決できるように、eトレプリントを使って演習を進めています。

演習は主にeトレプリントで行い、「ここはできてほしい」という単元を抜き打ちでテストしています。単元やレベルを生徒に合わせて簡単に選べるので便利です。

膨大な問題数で、演習量を確保
夏期講習ではeトレが大人気で、生徒から「やりたい」と要望が多数

eトレはどのように運用していますか。

テキストで学習をした上で、演習をさらに重ねるためにeトレを使います。数学では、計算分野の反復練習の際に、問題数の多いeトレプリントを使用し、演習量の確保に努めています。英語では、教科書準拠の部分だけでなく、文法の分野も重宝しています。テスト前には、まとめとして一通り内容を確認し、弱点補強をすることも多いです。繰り返し学習できるので、とても活用しやすいですね。

小学生には、漢字やことわざ、都道府県などの必ず覚えさせたい暗記問題をテストとして使っています。ラーニングとステップを宿題として渡しておき、チェックでテストを行います。このテストは合格するまで繰り返し続くので、生徒は一生懸命覚えてきます。また、類題のリチェックで再テストができるので、飽きることなく演習を進められます。

そして、夏期講習では、eトレが大活躍です。まずはチェックをすべて解き、そこで正答率の低かった単元はラーニングを見直し、ステップを解き直していきます。そうすることで、すべてのプリントを一から解き直すのではなく、自分の苦手な部分の学習を、効率良く進めることができます。そのため、夏期講習では、eトレでの復習を希望する生徒が多いです。

生徒一人ひとりに合った学習計画で、万全のテスト対策を実現

eトレの良いところを教えてください。

学習したい単元をピンポイントで出力できるところです。特に定期テスト前や入試前など、この範囲だけを復習したいというときに便利です。志惺塾では、テスト前の土日にeトレプリントも使った特訓会を、1日あたり5時間行っています。eトレでは、取り組んだプリントの点数を、一覧表としてすぐに出力できるので、ひと目で苦手が分かります。そして、特訓会後に行う反省会で、その一覧表をもとに今後対策したい科目や単元などを具体的に書き出してもらい、テストまでの残り期間にやるべきことを定めます。そうすることで、やり残しがなく、万全の態勢でテストに挑むことができます。

次のアップデートで、テスト範囲に合わせた学習計画を自動で作成できる、教科書対応機能がリリースされると聞いたので楽しみです。

▲残りの期間にやるべきことを生徒自身に書かせて意識づけを図る

徹底的にeトレ演習し、実力テストで5教科110点アップ &2ランク上の高校に合格!

それでは、成績の伸びはいかがですか。

中3の夏前に入塾し、実力テストで5教科230点台だった生徒が、4か月で348点まで上がりました。特に社会が苦手で、30点台だったところを83点まで上げました。苦手意識があった教科でしたが、eトレ演習にとことん取り組んだ成果が出たようです。実際、入試直前の10日間に社会だけで94ページ、計1,275問の問題を解き、正答率86.35%という怒涛の追い込みを見せてくれました。結果、入塾当初に希望していたところよりも2ランク上の高校にこの春合格しました。卒業時にくれたコメントでは、「塾で細かくプリントをもらうといい」と書いてありましたが、これは間違いなくeトレプリントです。社会以外でも、数学の偏差値が半年で54から70まで大幅上昇するなど、着実に成果につながっています。

▲英単語や重要表現など、eトレで学習

生徒、保護者からの要望にもしっかり応えられるeトレ
「いつものプリント」としてなくてはならないものに

生徒・保護者からの評判はいかがですか。

保護者からの評判はとても良いです。やりたいところをピンポイントで学習できて、かつ、保護者から要望の多い復習も、いつでも対応が可能であるとお伝えすると、安心していただけます。

また、生徒にもeトレは好評です。普段の演習をする際、eトレ以外のプリントを渡すと、「『いつものプリント』ありますか?」と言われることもあります。eトレは段階的に進み、達成感を得やすいため、生徒もeトレプリントをやれば大丈夫と感じているようです。開塾して8年、さまざまな教材を取り入れてきましたが、eトレだけはずっと変わらず使い続けています。

地域で必要とされる存在を目指して、今後もあり続ける塾へ

今後の展望を教えてください。

地域の中で必要とされる存在であり続けたいと考えています。そのためには、生徒を全力でサポートすることはもちろん、時代のニーズに合わせた対応をしていく必要がありますよね。私自身が「おもしろい」と感じたものは積極的に試し、変化を恐れずチャレンジすることで、今後も求められる塾を目指します。

▲教室外観

■志惺塾(千葉県)


2021年4月取材 (月刊eトレ 2021年7月号掲載)