高校合格に向けた成績アップをeトレで実感!

森進学塾 様(愛知県)

愛知県小牧市にある森進学塾では、中学教員経験を活かし、中高生への学習指導を展開しています。中学5科をバランス良く鍛えるために、日曜日にeトレコースを設置し、個々の目的に合わせた学習ができる場を備えています。

教室設立のきっかけについて教えてください。

以前は中学校で数学科の教員をしていました。たくさん指導したいと思っても授業時間には限りがあり、昼休みや放課後は委員会や部活動があります。もっとやったら伸びるのに、と思いながらも時間が十分に取れないもどかしさを感じていました。

そこで、自分で塾を開いた方が理想に近づけると思い、教室をスタートしました。昔も今もうれしいのは、生徒と勉強して、できなかったことができるようになったときに「やったね」「がんばったね」と喜びを一緒に味わえる瞬間です。教室のコンセプトは「やる気のある生徒ととことんできるまで」です。

指導形態を教えてください。

中学生対象の一斉授業を、各学年週に2回、英語と数学を中心に行っています。19時15分から21時30分の授業時間で、生徒の様子を見ながら途中に5~10分程度の休憩を挟みます。各学年10人の定員でスタートしましたが、毎年入塾希望が多く、現在は教室いっぱいの15人を定員としています。

広告物などは出していませんが、ご兄弟やご友人からの口コミで、1月の新中1生の説明会・体験授業の後、定員はほぼ埋まった状態で3月からの新学年度をスタートします。

▲森貴子 塾長

eトレを導入したきっかけを教えてください。

開塾をして、今年で5年目です。1年目は英語と数学だけでしたが、理科と社会の指導もしてほしいとの声を非常に多くいただいていたとき、eトレを知りました。学校によって進度は異なりますし、個人個人での学習のスピードも違います。また、苦手な歴史をたくさん学習したい生徒もいれば、理科をもっとやりたいと思う生徒もいます。一人ひとりに合わせた学習をするには、それぞれに必要なプリントが出せる勉強の仕方がぴったりだと思い、eトレを使って理科・社会の学習をする「日曜eトレ」としてスタートすることにしました。

日曜日は別の講師が担当しています。テスト前などは質問が増えるため、私を含めた2人体制で質問に対応します。

▲教室

日曜eトレについて教えてください。

1時間単位でコマを設定しており、コマ数は希望制としています。週1コマでは2科目学習してもなかなか力をつけることはできないので、理社2科目とも学習したい場合は2コマ受講するように提案しています。1コマ月額2,500円ですが、2コマでは月額3,500円と受講しやすいようにしています。

社会は自分でラーニングを読んで、どんどん学習を進めます。理科は読んでも理解しにくい分野が多いため、長期休みに次の学期に学習する内容を、予習講習として指導します。また、季節講習ではeトレ講習も行います。普段日曜に来ることが難しい生徒でも受講できるようにしており、予習講習で習ったことをeトレで反復学習して、新学期を迎えられるようにしています。

今年から高校生も受け入れ始めたそうですね。

高校も続けて通いたいと言ってくれる生徒が毎年いました。今年の春に、とても優秀で高校のほとんどの教科や問題に対応できる講師を得ることができたため、春の導入キャンペーンから高校ユニットを追加しました。続けて学習したい卒塾生を中心に、日曜の9時から12時までeトレで指導を行っています。

▲eトレファイル

eトレの良いところを教えてください。

1枚1枚解いていくことで、eトレファイルがいっぱいになったと喜びを感じることができます。また、これだけ取り組んだと目に見えることで満足感や達成感も味わえます。

春や秋の教室だよりでeトレ講習の案内を出すときには、eトレを受講する前後の成績推移を掲載していますが、ほとんどの生徒は成績が上がっています。特に、「分からないところを解決せずにテストを迎えていた」「勉強時間が足りていなかった」という生徒は、飛躍的にアップしています。「もっと早く始めれば良かった」との声もよくいただきます。また、予習講習とeトレ講習を組み合わせることで学校の授業よりも早く学習でき、その中で苦手とするところをすぐに発見できます。分からない問題は早く質問でき、類題を何回も繰り返し取り組めるので効果は大きいです。

保護者対応について、具体的にどのようなことをしているか教えてください。

説明会で指導方針や私の考え方、塾での学習の進め方については十分にお話ししているので、皆さんよく理解した上で入塾してくださっています。保護者面談は夏と冬の年2回行います。また、一斉指導内で行うテストの成績表や、eトレでの学習記録表も毎月お渡しし、気になることがあれば早めにご連絡しています。

そして、とにかく誠心誠意、対応するようにしています。保護者の方は、力をつけるために通わせているので、そのためには、生徒からブーイングがあろうと宿題は必要な分出します(笑)。さぼったら厳しいことも言いますし、理解が足りていないときには居残りもあります。一度もクレームになったことはなく「どんどん言ってほしい」とお願いされます。理解ある保護者の方々に感謝しています。

▲教室だより

最後に今後の展望・意気込みをお願いします。

誠実をモットーにやる気いっぱいの中学生の皆さんと勉強をしています。できればいずれもう少し広い教室で、クラスを2つに分けて、より焦点を合わせた授業をしたいと考えています。

また、一斉授業に遅れがちな生徒が出たときのために、eトレを利用した個別指導という受け皿を新たに用意し、がんばろうと思って入塾してくれた生徒と卒業まで一緒に勉強できたらと思っています。生徒には厳しいことも話をしますが、「がんばったら結果が出た」という成功体験を繰り返すことで、「自分はできる」と自信をつけて、自分がやりたいと思ったことを精一杯がんばれる大人に成長してもらえたらうれしいです。

▲教室外観

■森進学塾(愛知県小牧市)


2018年9月取材 (月刊eトレ 2018年12月号掲載)