eトレを活用し、英数専門塾で理・社・国の対応まで実現!
英数専門 学習塾BigSmile 様(静岡県)
静岡県浜松市にある英数専門学習塾BigSmileでは、指導教科の英語・数学に加え、eトレを多角的に活用し、5教科の対応を実現しています。今回は、自習室でのeトレ活用法を中心にお話を伺いました。
eトレで実現した、指導教科以外への対応
eトレを導入しようと思ったきっかけを教えてください。
日頃から指導している英語・数学だけでなく、理科・社会・国語まで、子どもたちに広く学習させたいと思ったのがきっかけです。私の専門は英語・数学ですが、5教科の学習を生徒にさせられないかと考えていたときに、教育開発出版の展示会でeトレを知りました。演習という形で他教科を補えることに加えて、たくさんの問題量を生徒に解かせることができる部分に強く惹かれ、導入を決めました。eトレを導入してからは、英数は授業+eトレ演習で、理社国は学校の副教材+eトレ演習で、5教科の総合的な対応が実現できています。
▲藤田早希子 先生
目が行き届く範囲は生徒5人まで
生徒自身で答えを出せるまでとことん付き合う
塾の特長を教えてください。
少人数制で、生徒一人ひとりの理解度やつまずきを丁寧に見極め、指導していくのがBigSmileの授業スタイルです。各学年の定員を5人までとして、常に目が行き届く環境で授業をすることを徹底しています。授業中の丸付けはすべて先生が行います。分かるまでやり直させることを重視し、教科書を見て調べさせ、時にはヒントを与えつつも、なるべく生徒自身で答えを探せるように導きます。
授業でeトレプリントを有効活用
教科書改訂にも対応していて安心
授業の中で、eトレをどのように運用していますか。
英語と数学の専門塾なので、授業自体は2教科のみですが、どちらにもeトレを取り入れています。英語では、eトレの教科書準拠のプリントをテキストに入る前の導入として活用しています。文法・単語・本文・英作文など、単元が細かく分かれているので便利です。なかでも「単語・本文」プリントは、生徒が訳しづらいと感じる表現がピックアップされ、しっかり解説されているので使いやすいです。他にも、授業の合間に「重要単語」を使った単語テストを実施したり、理解度が上がってきたら「英作文」に取り組ませたりと、状況に合わせて学習させています。また、英語は今年の大幅な教科書改訂で大きく変わり大変でしたが、eトレがしっかり教科書に対応していることで、とても助かりました。
数学の授業ではいかがでしょうか。
数学では、ラーニングプリントを授業の導入として使います。考え方・解き方の解説から、実際の例題に対する詳しい解答まで、広くフォローされているので教えやすいです。eトレでの導入の後は、他のテキストをメインに授業を進めていきますが、その後、内容の定着のためにeトレプリントなどを活用し、演習を積ませます。生徒個別のスケジュール表で、日々の演習管理をし、宿題やeトレ、テキストなど、問題をたくさん解かせることを大事にしています。eトレは、類題を繰り返し解けるので、とても便利です。
理・社・国はeトレで学習量を確保
では、理・社・国の対応はどのようにしていますか。
英数以外の教科は、eトレを活用した演習トレーニングで対応しています。eトレは主に、集中しやすい自習室で行います。自習室と言っても、教室とつながっているので、授業中でも学習の様子が分かります。授業のある日は常に開放し、自由に使えるのが前提ですが、生徒に学習習慣をきちんとつけさせるため、保護者・生徒と相談して自習室に通う曜日を決めています。部活の都合などによりますが、多くの生徒が授業日と合わせて週4~5日通っています。
もちろん、どんな学習をしてもOKな自習室ですが、ウリはeトレです。まず生徒全員にeトレの単元一覧を渡しておき、事前にやりたい単元を生徒に申告させて、取り組ませます。ただ自由にやらせるだけでなく、しっかりと先生の目が入り学習を進めていけるので、好評です。授業のない理科・社会・国語は、日頃からeトレを積極的に活用して問題演習させることで、学力向上を図っています。授業がなく自習室に来る日は、eトレに取り組む生徒が多いですね。自学自習で進められて、学習量をしっかり確保できるので、助かっています。
eトレを活用した小学部の新設が目標
自己管理できる生徒を育成したい
それでは、今後の展望を教えてください。
近年の英語を取り巻く環境によって、小学生から英語に取り組む重要性を感じています。中学に上がってから取り組みはじめると、授業に追いつくのが難しいのが現状です。eトレは小学英語も教科書に準拠していて、小学生向けの問題も非常に充実しているので、それを活用した小学部の新設も視野に入れていきたいです。
最後に、意気込みをお願いします!
2020年に、念願だった自習室完備の教室に移転することができたので、今まで以上に生徒が集中して自学できる環境が整ったと思います。今後も、過度に教えすぎないようサポートし、自己管理できる生徒を育てていきたいです。
▲教室外観
2021年7月取材 (月刊eトレ 2021年9月号掲載)