eトレで知る、「できた!」という学びの楽しさ。『英語教室+eトレの5教科対応』で生徒の学習を最適化していく

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B.Bgarden 様(東京都)

東京都三鷹市にある英語教室B.Bgardenでは、生徒に合わせた学習の提供を一つの指針に、一人ひとりへのカリキュラム作成を行うことで学びの最適化を図っています。学年が上がってもこの英語教室に通い続けてほしいという思いで、eトレを活用した5教科対応をスタート!今回は、教室長がeトレを選んだ理由や導入後の印象について、ざっくばらんに語っていただきました。

一人ひとりに合わせた学習環境を

早速ですが、なぜ英語教室を始めようと思ったのでしょうか。

生徒たちが英語を好きになる原点をつくりたいと思ったのがきっかけです。人によって学び方は違うので、生徒の自我に重点を置き、型にはめられた英語教育ではなく一人ひとりに合わせたカリキュラムを作って指導をしています。教室名であるB.Bgardenには、蜂(Bee)が家の庭に集まってくるようなイメージを込めていて、自然と生徒たちが集うアットホームな空間で、外国人の先生と触れ合いながら楽しく学ぶことを目的としています。

生徒のレベルに合わせた学習方法を選ぶというのは、ほかの教室との差別化にもなりそうですね。

そこが他と異なる魅力です。通常、英語教室では教材ありきでそれに沿って進めていくスタイルが一般的ですが、当教室ではさまざまな学習素材の中から、生徒の学力や性格など、各個性に合わせたカリキュラムを作り学習させています。唯一共通で取り組んでいるのは、音や動作、歌、物語などを用いて五感を使いながらアルファベットの音を学んでいく「フォニックス」です。ネイティブじゃない子でも英語の発音を覚えやすく、ぐんぐん「読み書き」の力が付きます。それで基本を習得した後は、それぞれにあった会話や文章で学ばせます。

また、この教室の特長として「人間力」がひとつのキーワードになっています。学力に偏りのある子や勉強にやる気が出ない子、さらに低学年ともなると、授業中に座れない、鉛筆を持ちたくないといった理由で学習できない子も少なくありません。だからこそ、指導の枠だけにとどまらず、先生がきちんと一人ひとりと向き合うことで、どんな生徒たちでも安心して通える教室づくりを行い、それぞれにとって必要な学習環境の提供を目指しています。

▲向井真衣子 教室長

保護者の要望に応えるべく、英語教室での5教科対応を決意

英語教室で、他の教科も一緒に教えようと思ったきっかけを教えてください。

幼稚園から小学校に上がる生徒の中には、国語や算数などの勉強が大変になり、英語を後回しにして塾への切り替えを検討する保護者が一定数います。英語力を伸ばすにはこれからというときに、その可能性を摘んでしまうのはもったいないので、英語に加えて国語や算数も一緒にサポートできたら…と考えることはあったのですが、学習塾として改めて始めるのは自分の指導したい方向性とちがうなと思っていました。

そんなとき、ある保護者から、子どもがこの教室を気に入っているからここでほかの教科も一緒に教えてもらえないか、という相談を受けました。それをきっかけに、工夫が必要な他言語指導の経験を生かして、教室の先生たちが5教科まとめてサポートできる教材を見つけてみようと思ったんです。また、その仕組みが整えられれば、止む無く教室を辞めることになる生徒を減らせると思ったので、前向きに検討し始めました。

eトレとの出会いは、生徒・先生どちらの立場も経験した大学生講師からの勧め

eトレの導入を決意した決め手は何でしたか。

当時いた大学生講師からのアドバイスが決め手でしたね。「先生、英語以外も教えるならeトレが良いよ!」と。彼は学生時代にeトレで勉強した経験と、eトレを使って生徒を指導した経験のどちらもしていて、ぜひ使ってほしいと提案してくれました。中学時代は、定期テスト前になると、何百枚ものeトレプリントをひたすら演習するのが恒例だったようです。中2からeトレで勉強し始めて成績がかなり伸びたと言っていました。

そして、大学時代にはアルバイト講師としてeトレを活用していましたが、当時成績が伸びたという実感も相まって、自信をもって生徒にすすめることができたそうです。取り組ませやすいと大変良い評価でしたよ(笑)。実際にどちらの立場も経験した身内が、ここまで勧めてくれるならやってみよう!と思い、導入に至りました。

身近な人からの勧めというのは信頼できますね。では、授業の運用について教えてください。

英語レッスンの前後にeトレの時間を作り、5教科の総合的なサポートをしています。英語レッスン・eトレのどちらも50分で、合間に10分休憩を挟むようなスケジュールです。eトレコースのコンセプトは、生徒に学習習慣を身に付けさせること。学力は繰り返しでしか身に付かないと考えているので、何度も解かせることで基礎の定着を目標にしています。そしてコース内では学べる教科を限定せず、生徒が自発的に学び、いつでもチャレンジできるようにするなど柔軟なサポートを徹底しています。

「できた!」が増えるから、「学ぶのが楽しい!」という正のスパイラル

導入後のeトレの印象はいかがでしょうか。

eトレは解説が充実しているので、生徒が自分の力で解きやすいのが特徴的だなと思います。生徒からもラーニングプリント(解説)がとても分かりやすいと好評です。実際、勉強が苦手な生徒がいて、どの勉強もなかなか上手に進まなかったのですが、試しにeトレを解かせてみたところ、しっかり解けて点数も取れたんです。本人もとても喜んでいましたが、「できた!すごいよ!」と、むしろ本人以上に私たちがびっくりして喜んだほどです。その上、生徒からは「楽しかった!またやりたい!」という声が上がりました。苦手だった問題を自力で解けたことはもちろん、前向きに取り組もうという姿勢につながったのが、とても良い成果だと思っています。「自分でできた!」という体験が、学ぶ楽しさにつながっていると実感しました。

小学生の生徒たちの学習モチベーションを維持させる秘訣を教えてください。

日々の学習をイベントと紐づけることで、生徒のモチベーションを高めています。英語のレッスンでもeトレコースでも、1回の受講でキャンディーとシール1枚をプレゼントします。それを集めていき、カード1枚分たまったら少し豪華なお菓子と交換できる仕組みです。さらに、今日はシール3枚にしちゃおう!と突然枚数を増やすなど、子どもたちが飽きないような楽しいサプライズもします。まずは教室を盛り上げ、楽しく学べる空間にすることを大切にしていますね。

eトレのみの英検対策で見事合格!

英検対策もeトレで実施されていると伺ったのですが、結果にはつながっていますか。

受験時期に応じて、英語レッスン前の1時間を使い英検対策を実施しています。前回はeトレのみで対策した5年生の生徒が、見事4級に合格しました。ほかの習い事との兼ね合いもあり、月に3回ほどしか時間が取れませんでしたが、毎回のその時間はeトレでひたすら特訓しましたね。進め方は他の教科と同じように自学自習のスタイルで、ラーニングからどんどん問題を解いていきます。ただ、小学生では学んでいない文法がたくさん出てくるため、演習をベースにしつつ、間違えたところは細かく指導し、必要な知識を教えるなどの補強を徹底していました。それでばっちり合格できたという結果を受け、今は3年生の生徒がeトレで5級に挑戦中です。頑張っているので、合格してほしいですね!

では最後に、今後の展望を教えてください。

教室を始めて7年が経ち、どんどん地域密着の教室に成長しつつあります。引き続き、生徒の個性に合わせた指導を行うことで、この地域で勉強についていけないと悩む生徒や保護者の力になりたいです。さらに、今後はeトレコースのみの受講も受け入れていきたいと思っています。算数が置いてけぼりで学校に行きたくなくなってしまったり、塾に行くのが難しかったりする生徒でも、自分に合わせた学習カリキュラムで安心して学べる教室にします。

■B.Bgarden(東京都)


2023年3月取材 (月刊eトレvol.87掲載)