生徒の『解く力』を伸ばすため、コーチング指導を実践!eトレでの自立学習なら、生徒との接点をしっかり増やせると確信
学心塾大磯校 様(神奈川県)
神奈川県大磯町にある学心塾大磯校では、教える指導を最小限に、生徒に自力で解かせることを重視し学力向上を図っています。コーチングには生徒のモチベーション維持が欠かせない、だから生徒との接点がつくりやすいeトレを重宝している、と話す教室長。3月で導入丸1年となる今、eトレで「解く」ことの魅力について伺いました。
生徒の自主性を重んじるため、eトレを活用した『コーチング』指導を展開
教室のコンセプトを教えてください。
当塾のコンセプトは、生徒の自主性を育みながら学力を伸ばすことです。ただ教えてもらうだけでは、自分で考えて問題を解き進めることができず、思うように学力が伸びません。そのため、生徒が主体的に学べるよう必要以上の指導は行わず、『コーチング』というスタイルでサポートに徹しています。アウトプットを繰り返す演習授業を通して、学んだことが消化不良にならないようにすると同時に、生徒の自立学習習慣を確立させています。
▲大澤伸一 教室長
生徒が「自分で解く」ことが重要だと、確信
導入のきっかけを教えてください。
eトレがあれば生徒の「解く力」が身に付けられると思い、導入を決めました。以前は映像授業を使った集団指導を行っていましたが、生徒が受け身になりすぎて力が付かないという課題を感じていました。また、昨今の塾業界の流れも受けて、生徒の自立を促すことの重要性や、もっと一人ひとりに合わせた対応の必要性を感じていたタイミングでもあったんですよね、それで今だ、と思いました。導入への迷いはなかったです。
解決の糸口は、生徒自身に探させる
それでは実際、どのような授業を行っているのでしょうか。
中学生を対象に1コマ50分のeトレ演習指導を行っており、学年を問わず10名ほどの生徒を一緒に学習させています。学校の授業進度に合わせた復習を基本とした上で、苦手な問題やもっと伸ばしたい教科などを考慮し、一人ひとりの受講内容を決めていきます。週に2~3コマ受講している生徒が多いですね。
また、先ほどもお伝えしたように『コーチング』を重視しているので、一人ひとりが自立し、計画的に学べるような後押しをしています。まずは生徒と相談しながら学習内容を決め、それに沿って演習を繰り返すことで知識を定着させます。いつでもサポートができるよう各コマ2名ほどチューターが付きますが、分からない問題があったときはまずラーニングを見てヒントを探させるなど、生徒が自分の力で解決するよう指導しています。
eトレで生徒の学習意欲を高める
『コーチング』を実践する上で、生徒にはどんなアプローチを行っていますか。
自立学習と言っても、それは生徒とコミュニケーションを取らないという意味ではありません。むしろ積極的に取ることを重視します。というのも、生徒のモチベーションを高めることこそが、コーチングの大切な要素だと考えているからです。例えば、ラーニングとステップは生徒に自己採点をさせ、確認のチェックプリントだけは先生が丸付けを行うなど、自立学習の中でも生徒との接点をきちんとつくります。合間に褒めや励ましといった声掛けを欠かさず行うことで、前向きに学習できるよう促しています。この、生徒に声を掛ける機会が自然とつくれるところはeトレの強みですよね。以前と比べても、生徒一人ひとりとの接点は格段に増やせていますよ。
また、授業以外の場面でも日々コミュニケーションを取ることを意識しています。授業の前後や送迎時などの時間では、学校であったことや勉強の相談、いま頑張っていることなど、カジュアルに話せるような関係性を心がけています。
eトレで実践!効率的&効果的なテスト対策
テスト前はどのように学習していますか。
定期テストの2週間前からはテスト対策カリキュラムを使った演習にシフトしています。eトレなら学校の教科書とテスト範囲(のページ)を打ち込むだけでテスト対策用のカリキュラムが作れるので、まずはその範囲に沿ったカリキュラムを学校・学年ごとに組みます。その上で、生徒から目標点を聞き、それに合わせて単元やプリントの取捨選択をするなどの調整を個別に行います。これにより、一つひとつ問題を探す手間がなくなり、より効率的に、かつ、一人ひとりの学力レベルに合わせた対策が実施できています。
そして、生徒たちがテストで90点以上取ったときには点数や科目を廊下に掲示して、その頑張りをアピールしています。他の生徒たちがそれを見てもっと頑張ろうと思ったり、保護者が目にして子どもを褒めるきっかけになったりと、少しでも生徒のモチベーションにつながればと工夫していますね。
苦手な生徒でも、入門プリントの繰り返し演習で学力大幅アップ!
生徒の成績には変化が表れていますか。
eトレの入門編を使って成績アップした生徒がいます。その生徒はもともと数学が苦手で、定期テストでも30点ほどの成績でした。標準レベルの問題を解くには難しかったので、まずは入門プリントから解いてみるよう促しました。細かい説明があり、解説を見ながら練習問題に取り組めるので、「これならがんばれそう!」と前向きに取り組み始めましたね。入門プリントが自力で解けたことで自信を付け、さらに演習を繰り返した結果、30点ほどだったテストの点数は60点ほどにまで向上!頑張った分だけ、きちんと結果は付いてくると実感できた事例です。特に私は理数系の担当なので、理科と数学の入門編はどんな生徒にも取り組ませやすいと感じますね。
---- eトレで学習する生徒の声 ----
中学3年生 TT君
Q)eトレで学んだ感想を教えてください。
eトレは自分の苦手なところを克服したり、得意な教科をもっと伸ばしたりできるので好きです。今は、入試に向けて苦手科目をもう一度復習しています。
Q)勉強していて嬉しかったことを教えてください。
理科では実験の流れが絵で表現されていて、イメージしながら進められたので覚えやすかったです。あと数学はもともと得意な科目ですが、eトレをたくさん解くようになってから計算ミスが減りました。
中学1年生 HS君
Q)eトレの好きなところを教えてください。
(解説の)ラーニングがあることで、ステップに進みやすく、勉強しやすいです。特に重要な単語が太字で書いてあって、分かりやすいところが好きです。また、学校で英語の単語テストとかがあっても日頃からeトレで解いているので、ちゃんと点数が取れるようになりました。
eトレの活用で教室運営も上々
日々eトレを運用する中で、どのようなところに魅力を感じていますか。
学年や科目に縛られず、同じ授業内で生徒それぞれに合わせた学習を提供できるところです。数学の授業なら何曜日の何時といったような決まりがなく、自由に通塾日や時間を選べるので、通いやすさが売りの1つになっています。実際、保護者の方から、部活や他の習い事との両立がしやすいといった声が上がるなど好評です。もちろん、それは私たちからしても教室を運営しやすいポイントでもあるので、双方でのメリットを感じています。
それでは、今後の目標を教えてください。
もっとeトレの良さを伝えていき、「eトレをやりたい!」「演習しに来た!」と生徒がより自発的に学習に取り組める教室を目指しています。私が自信を持って生徒に提供できるeトレだからこそ、生徒にももっともっと有効活用してほしいですね。
2023年1月取材 (月刊eトレvol.86掲載)