2024.04.03

eトレお役立ち情報

~夏期講習を勝ち抜くために~ 自由に選べる多彩なサブカリキュラムでニーズを掴め!(2)

夏期講習の付加価値を高めるためには、レベルや内容を習熟度に合わせて選べて、時間割もフレキシブルに設定できるサブカリキュラムがおすすめです。こうした「個」への対応をアピールすることが、生徒募集に絶大な効果を発揮します。それでは、サブカリキュラムを実際に設定していきましょう。

~夏期講習を勝ち抜くために~ 自由に選べる多彩なサブカリキュラムでニーズを掴め!(1)>>前半の記事はこちら

 

eトレならサブカリキュラムもらくらく実施

とはいえ、サブカリキュラムの実施には、日程の設定や教材準備などそれなりの手間がかかります。しかし、個別演習用の自立型学習システム「eトレ」なら、その手間を大幅に省くことができます。

eトレの特長は、小学生から高校生までの多種多様な問題プリントが収録されていること、先生1人で同時に10人以上の生徒に対して個別のプリント演習を行えることです。eトレを活用すれば忙しい夏期講習中でも、サブカリキュラムを手軽に実施することができます。

 

ネーミングを工夫して魅力を高める

生徒や保護者の気持ちを掴む夏期講習にするためには、もうひと工夫する必要があります。それは、サブカリキュラムのネーミングです。「名前一つでそんな変わるものなの?」と思われるかもしれませんが、少し考えてみてください。

たとえ同じ内容であっても「単語復習」ではなく「重要単語200徹底復習」、「連立方程式の基礎」よりも「連立方程式の基礎 徹底特訓100題」、さらには先生の名前を冠とした「漢字の極み ○○先生からの挑戦状」といった方が、受講してみようかなという気になりませんか。

教科の内容がよく分かっている人であれば、どれも同じだと思うかもしれません。しかし、受講を決めるのはあくまで生徒や保護者ですから、漠然としたネーミングでは一体どんなカリキュラムなのかよく分かりません。「このカリキュラムを受講したい」と思わせるには、何を勉強するのか、何のために勉強するのかがハッキリ分かる、より目を引く名前にする必要があるのです。

特に保護者にとっては、塾での勉強はなかなかイメージが湧かないものです。子どもが学習する内容が具体的に分かるネーミングの方が期待値も上がり、申し込みにつながりやすくなります。

 

お得感を出すためのセット料金という戦略

また、受講の最終的な決定を下すのは保護者です。いくら子どもの勉強のためとは言え、いざお金を出すとなると慎重になるのは当然のことです。こうした保護者の心情を踏まえれば、料金設定が受講を決定する際の重要な要素であることは言うまでもありません。

そこで、お得感を出すためにセット料金を設定しましょう。

例えば、サブカリキュラムの中から自由に2つ選べる「セレクト2」でセット料金○○円、3つ選べる「セレクト3」でセット料金□□円などとします。ここで、受講するコースが増えるごとに割引率が増すようにすれば、複数のサブカリキュラムを選んでもらえる可能性が高まります。保護者にとってお得感があり、選びやすい料金設定は、一人当たりの受講時限数を増やし、塾の収益アップへとつながります。また、生徒がより多くの授業を受けるということは、学力アップにも直結します。セット料金は、生徒と保護者、そして塾にとっても「お得」な戦略と言えるのです。

 

忘れてはいけない夏期講習の目的

さて、忘れてはいけないのが夏期講習の目的です。それは生徒を鍛えて学力を定着させることであり、また生徒や保護者に満足感を与え、特に外部生の2学期以降の通塾につなげることです。

夏期講習前と比べて得点が伸びた生徒や、授業に多く出席して頑張っていた生徒を表彰するなど、できるだけ多くの生徒を褒めましょう。塾内に成績の伸びた生徒や皆勤賞の生徒を掲示すれば、本人を励まして学習意欲を高めるとともに、塾自体のアピールにもなります。同時にそれは、そのまま保護者へのアピールになり、外部生の2学期以降の通塾にもつながります。

また、学習の成果がなかなか見えにくい場合には、終わった講習用のテキストを提出させましょう。そこで修了証を手渡すようなイベントを行えば、生徒は自分の勉強の結果を形として実感できます。

  

ここまで夏期講習の魅力アップについて述べてきましたが、やはり何よりも大切なのは、指導に熱い思いを懸ける先生の姿です。朝早くから夜遅くまでびっしりと詰まった授業に加えて、授業の準備や保護者対応など、講習期間中の先生には息つく暇もないことでしょう。しかし、先生が夏に流した汗の分だけ、生徒の喜びが増えることは間違いありません。今年も熱い汗を流して、ぜひ夏期講習を成功させていただきたいと思います。