親身な指導が地域でも評判!
ケーエム進学教室 様(大阪府)
大阪府高槻市のケーエム進学教室ではeトレの親子機をフル活用し、演習量をしっかり確保することで生徒の確実な学力アップを実現しています。
eトレを導入したきっかけを教えてください。
娘と息子が通っていた塾にeトレがあったのがきっかけです。私もその塾で働いていたことがあるのですが、子どもたちが実際に学習するのを見て、効果があると感じました。その後、詳しくeトレの説明を聞き、導入を決めました。ですから私はeトレを基本的に保護者目線で見ています。保護者としてeトレのプリントはいいと思いました。
▲小馬久美子 教室長
塾の主軸となる中学生の指導形態を教えてください。
中学1年生は数学メインで授業をして、夏休みくらいから理科の授業も始めます。1年生はこの2教科の授業が中心で、2年生になると社会が加わります。数学に関しては宿題として1年間で3冊の問題集に取り組むので勉強量は多いです。間違えたところには付箋を貼って、解き直しをして先生に見てもらう、という流れを徹底しています。この仕組みがあると、生徒たちが雑に丸つけをすることが少なくなります。
週1回の授業の中で講義とeトレ演習を行っていますが、プラスしてもう1日eトレに取り組む日があり、そこで理科社会か、授業中にできなかったことを演習させています。ですから週に最低2回は塾に来ています。
eトレ演習では先生が次のテスト範囲の内容で学習計画を作成しています。それに沿って、自分の力で進められる生徒はやはり5教科の成績が伸びますが、計画通りに進めるのが苦手な生徒もいます。そういう生徒には土曜日に塾に来させて、できるようになるまでeトレに取り組ませるようにしています。これが中学1年生と2年生の指導形態です。
▲演習風景
中学3年生は英語以外の4教科を、新中学問題集(以下「新中問」)を使って教えています。新中問が早く終わった生徒はeトレ演習に取り組ませるようにしており、他の学年同様、講義とeトレ演習が前提の指導になっています。
3年生になると、こちらから言わなくても塾に来るようになります。さらに部活を引退すると、授業が無くても開塾時間の16時30分から毎日来ます。授業では、模試や公立高校の過去問に取り組んでおり、解けるようになるまでとことん解き直しをさせています。
また3年生は、テスト範囲で作成されたeトレの学習計画を1週間で仕上げるようにしています。3年生になると「できなかったら困るのは自分だよ」と言うと生徒が自分の力で進めます。3年生に対してはあまり手をかけず、自分の力で取り組むように指導した方がいいと思っていますので、私も細かく注意をしません。
▲分からないところは先生に質問します
小学生の指導について教えてください。
小学生には基本的にeトレを使い、プラスして他にも各学年に応じてさまざまな問題集を使用しています。授業というよりは演習がメインです。毎月生徒一人ひとりに高槻市の教科書で習う順番に合わせたeトレの学習計画を作成しています。
授業の開始時間前は計算ピラミッドなどの問題集を使い、それが早く終わったらeトレで学習しています。全員がそろったところでウォーミングアップとしてパズル問題や、百ます計算をやります。6年生だけはその後にワークを2、3ページと、先生が作成した計算プリントに取り組みますが、それ以外の学年はeトレ学習を開始します。6年生もワークと計算プリントが終わるとeトレに移ります。
生徒はシステムを分かっているので、こちらが指示しなくても自分でどんどんプリントを印刷してeトレに取り組んでいます。分からないところがあると、自分から質問に来ます。eトレに関してはすべての丸つけを生徒自身で行い、ひと月に1回、丸つけされたプリントを集めていい加減な丸つけをしていないか先生がチェックしています。算数だけは、前月eトレで学習した内容の確認テストを一人ひとりに合わせて作成し、翌月に実施しています。丸つけで知識がいい加減になっていた箇所は、このテストで理解度の確認ができます。
▲eトレを操作し、プリント出力する生徒
高校生にはeトレをどのように活用していますか。
高校生からも「eトレをやりたい」という声が多くあったので、eトレの子機を増やして対応しました。現在はeトレ親機1台と子機3台の計4台が稼働しています。
高校生は自習でeトレを使っています。eトレのパソコンとプリンターを自習室に置き、自由に使えるようにしています。テスト前にはeトレに取り組む生徒で自習室がいっぱいになります。塾の卒業生が学生講師として、質問に答えています。卒業生が講師だと生徒たちも「自分たちもこういう大学に行けるんだ」という気持ちになりますし、大学がどのようなところかが見えて良いと思います。
eトレ10になって子機が1台の契約で3台まで使えるようになり、増台して設置する経費があまりかからなかったのも子機を増やした理由の一つです。今は一度に20人くらいの生徒が使っています。
▲高校生の自習室
eトレを上手く運用するための工夫などはありますか。
色々な場で何度か話題にしていますが、やはり「ケーキ」です。eトレのプリントを解き、ポイントを貯めた生徒にケーキを渡すようにしています。
またeトレで徹底的に演習量を確保し、必ず成績をあげることも大切にしています。先述したように間違えた箇所の直しまでしっかりチェックすることで、雑な演習はさせません。指導とeトレ演習の両輪で結果を出すことで生徒のモチベーションが上がり、学力向上につながっています。
▲ポイントが貯まると、ケーキをプレゼント
生徒を集める秘訣を教えてください。
現在お問い合わせいただいた保護者の方とは、入塾は関係なく1時間くらいお話しします。私自身が保護者として得た経験や塾の信念をしっかりご説明し、私のことを信用してくれるかどうかが重要だと思います。怪しいと思えば絶対に入塾しませんし、話を聞いて納得された方が体験にいらしてくださいます。そこで体験し、当塾のシステムに合わないお子さんはやはり入塾しません。しかし入塾を決める保護者の方は、じっくり話をしている分、料金も納得して出してくださいます。
また、eトレで月に1,000枚プリントを学習した卒業生の話もします。理科社会は偏差値が70を超えたと言うと、お子さんたちは「それだけやれば伸びる」と理解します。「勉強しなさい」と言われても、どうやって勉強すればいいのか分からないお子さんもたくさんいます。しかし、とにかくやるべきものを準備してあげて、どんどんそれにやる気をもって取り組めば、必ず結果が出ます。結果が出ればさらにそれが口コミへとつながります。当塾の情報が広まるのは100%口コミによるものです。
▲塾の卒業生から教えてもらう高校生
最後に今後の抱負を教えてください。
当塾では新中問の標準編と発展編、他にはデジタル新中問を使っています。学力の定着にはeトレを使っていて、毎月平均150枚、多い生徒で1,000枚プリントに取り組んでいます。それによって、「分かった」を「できる」にしてきちんと定着させていけるよう、今後も親身な指導を心がけていきます。
▲授業風景
2017年7月取材 (eトレTimes 2017年秋号掲載)