eトレを導入した指導は地域の評判No.1!
個別指導学院ヒーローズ 御前崎校 様(静岡県)
全国展開している個別指導学院ヒーローズ。静岡県西部地区にはFCが5教室あり、御前崎校はその1教室です。「生徒の満足度アップ」というコンセプトにeトレがマッチし、一人ひとりの目的に応じた個別指導に活用しています。
eトレ導入のきっかけについて教えてください。
色々試行錯誤する中で、生徒たちに一番合っている教材を考えて行き着いたのがeトレでした。eトレを導入してから、生徒数は爆発的に増えていきました。塾を運営する上で「成績を上げる」というのは大前提ですが、eトレを導入したことで私たちがやろうとしている「生徒一人ひとりの満足度を上げる」というコンセプトを最大限に実現できていると思っています。さらに講師の指導レベルをある程度の水準まで上げることができ、それによって生徒と学習の面白さや楽しさを共有することができています。
eトレの運用形態はどのようになっていますか。
小学校1年生から高校3年生までを対象としています。講師と生徒が1対5のeトレを中心とした個別指導を行っており、1回の授業に20人ほどの生徒が来ています。生徒構成は、小学生が1割、中学生が7割、高校生が2割と、圧倒的に中学生が多いですが、最近では小学生も増えてきています。
▲高野健一郎 代表
中学生の定期テスト対策や季節講習にはeトレをどのように活用していますか。
eトレの「テスト対策」プリントを力試しとしてまとめて演習し、苦手だった単元を類題プリントで復習させています。定期テストは学校や学年によって一人ひとり学習したいところが異なります。そういったときに簡単に教科を切り替えて学習できるといった、生徒に合わせたカスタマイズができて便利ですし、生徒からも好評です。
講習では基本的に講習用のテキストを使用して、分からないところがあったらeトレでその単元を復習させています。普段eトレをメインで使っているので、講習ではスタイルを変えてeトレは併用して使う形を採っています。
eトレの機能について、どのように活用していますか。
生徒一人ひとりに個別の学習計画を作成しています。生徒の進捗状況や学校での進度に応じて計画を作成するので、同じ学校の生徒同士でもまったく異なる計画になります。定期テストごとに作成していますが、通年で使用している計画もあります。
また、出欠管理を活用して、あらかじめ生徒を曜日・時間別に登録しています。曜日や時間帯ごとに生徒が何人いるかをひと目で確認できるようになり、非常に重宝しています。
▲橋村周 塾長
教室ではeトレをカスタマイズしてお使いのようですね。
eトレ本体とは別にスピーカーとモニターとテンキーを設置し、eトレの画面が見られるようにしています。先生がいないときには、生徒が自分でeトレを操作できるようにしています。生徒自身で点数を打ち込んでいますが、単元や教科を変更するときは講師が操作するようにしています。講師が常にパソコンの前にいる必要がないので、生徒を見回りながら指導することができています。
また判定画面では音声が出るようにしており、現在は点数入力すると生徒へのコメントが関西弁で発せられる設定になっています。それに合わせて講師たちが応援の声かけを行うことで、静かな雰囲気の教室が和気あいあいとした空間へと変わります。系列教室では判定画面をアニメのキャラクターにするなど、工夫して活用しています。
▲テンキーで点数を入力します
eトレの効果について、具体的に教えてください。
直近の中間テストで初めて合計点数が200点を超えた生徒がいました。(静岡県では各教科50点満点、計250点満点)その生徒には、毎回の宿題で1単元すべてのプリントを渡し、学習を繰り返しました。その効果ですべての教科で点数が上がったと喜んでいました。紙に書いて繰り返し学習することで、効果が出たと感じています。
また、入塾当初250点満点中60~70点で、まったく学習の仕方が分からなかった生徒がいました。3か月ほどeトレで学習を続けたところ、こちらから何も言わなくても自分から演習を進めるようになりました。そうすると成績も上がり、今では160点ほど取れるようになりました。eトレは自学自習の流れを教えやすいので、非常に助かっています。
▲中山裕好 教室長
生徒を集める方法、秘訣について教えてください。
生徒からの口コミが一番多いですね。最近では、保護者の方同士でも口コミが広がり、小学生の集客につながっています。さらに地域の塾を紹介するウェブサイトで当塾が御前崎市のランキング1位となったことで、そこからの問い合わせや、当塾のホームページを見て教育理念に共感していただいて入塾につながることも増えています。
また入塾面談の際には、「どのような教材なのか」「どういった形で活用しているのか」「なぜこの教材を使っているのか」ということをeトレの実機やプリントを使って説明をし、それを認識した上で体験授業を受けていただいています。お子さんが「分かった」ということを体験し、それに合わせてほめることで、できたことが嬉しい・楽しいと実感できるようにしています。その様子を見た保護者の方にも納得していただき、入塾を決めてくださいます。
▲成績が上がった生徒を「ヒーロー認定」として表彰
高校生にはeトレをどのように活用していますか。
高校1・2年生は、学校の授業に対応できるよう、進度に合わせてeトレを中心とした指導を行っています。
高校3年生は1年の初めに学習計画を作成し、参考書や問題集を中心に指導をしています。その補助教材としてeトレを使用しています。周囲に予備校もなく、高校生を対象としている学習塾も多くないため、進学希望の生徒が最近では増えています。地域の高校で成績がトップの生徒もここ数年連続で在籍しています。そういった生徒がいることで評判になり、口コミが増えているのかもしれません。
最後に今後の展望、意気込みをお願いします。
今は多くの塾があるので、選ばれる塾であり続けるために、色々なものを吸収し、足場を固めて前を見てやっていかなければならないという危機感を常に持っています。とは言え、「有名大学出身の講師がいます!」「有名進学校合格者○名」「進学率○○%」と看板に書いて集客をしたいわけではありません。居心地が良く、生徒たちが私たちを頼ってくれ、卒塾しても外で会ったら気軽に話せるような、地域に密着した塾でありたいと思っています。
▲教室外観
2017年11月取材 (月刊eトレ 2018年3月号掲載)