伸び悩む生徒にはeトレがおすすめ!しっかり演習でき、5教科合計70点アップする事例も

奈良學進会 様(奈良県)

奈良県生駒市にある奈良學進会では、一斉授業と集団個別指導を組み合わせたスタイルで指導しており、その両方でeトレを活用しています。eトレで繰り返し解かせることで生徒の自信につながり、成績アップはもちろん、学習に対するモチベーションアップにも成功しています。今回は、定期テストと入試に向けたeトレ演習の取り組み方を中心にお話を伺いました。

第一志望の高校に合格させることを使命に、 開塾当初から生徒と本気で向き合う指導を実践

指導方針や指導形態について教えてください。

奈良學進会は、今年で開塾24年目になります。開塾当初から「一人ひとりを希望する高校へ導く」ことを使命に、小学5・6年生と中学生を対象とした指導を行っています。私一人で指導をしていることもあり、生徒たちには「とことん向き合って本気で指導するから、自分自身に挑戦しよう!」といつも話しています。

極少人数制の一斉授業と集団個別指導を組み合わせたハイブリッド形式で、eトレを主体に指導しています。まず一斉授業でラーニングを使って要点を解説し、その後集団個別指導で問題演習を行っています。

▲一ノ瀬功 塾長

成績アップには欠かせない「積み重ねの学習」をしっかり実現できるのがeトレ

eトレ導入のきっかけを教えてください。

どうやったら学力は上がるのか、開塾当初から考えてきました。たまたまヘルマン・エビングハウスの忘却曲線を目にしたときに、やはり学習を積み重ねが学力アップには欠かせないと感じました。この理論に一番マッチしたのが、何度も繰り返し演習できるeトレでしたね。

いま学習させたいプリントをその場で印刷できるというのも、導入した大きな理由です。今までいろいろ映像授業やシステムを試してきましたが、私自身の飽きっぽい性格も相まって、長く続いたことがありませんでした。eトレは導入して10年以上になりますが、本当に良いものだなと改めて感じています。

指導について詳しく教えてください。

科目や単元によって多少変わってきますが、初めにラーニングを使って、単元のポイントを一斉授業で説明します。その後、個別にステップ・チェックと問題演習を進めていく流れが多いですね。一斉授業内で理解できていないと思われる生徒がいたら、問題演習に入る前に個別に呼んで確認しています。また演習中つまずいている生徒がいたらヒントを出すなどして、最終的には自分の力で答えを導き出せるようにしています。ステップやチェックで間違いがあったときは、リトライ・リチェックの類似問題を解かせ、残りは宿題としています。

▲個別演習の様子1

定期的に反復演習させることで、定着率だけではなく
テスト本番で必要なアウトプット力を高める

他には、どのようにeトレプリントを活用していますか。

生徒の学力にもよりますが、テスト対策プリントやチャレンジプリントなど、難度の高い問題も普段から解かせるようにしています。最初は理解度を確認することがメインなのでじっくり解かせていますが、実際の定期テストでは解く時間も気にしなければなりません。そのため、定期テスト前にもう一度解かせるときには、スピードアップを図るため、時間を決めて取り組ませています。そこで理解が不十分な単元があれば、ステップやチェックなどのプリントをもう一度すべて解き直しさせます。そうすることで、テスト前には80点くらいまで取れるところまで持っていくことができています。

▲個別演習の様子2

「公立高校入試対策」シリーズを入試前にフル活用!
1か月間じっくり解かせることで、理社の準備はばっちり

入試に向けてはどのようにeトレを活用していますか。

冬期講習から本格的に入試対策指導を行います。まずは3学年分の知識のおさらいを授業で行い、その後の問題演習としてeトレの「公立高校入試対策」シリーズをどんどん解かせています。「公立高校入試対策」シリーズはA~Cとレベル別に分かれていて、Cは上位校向けですが、AとBが確実に解けるようになれば、入試でも8割は取れるようになるので、徹底して取り組ませています。

理科、社会は特に効果がありますね。1か月間eトレで集中的に演習させることで、多くの生徒が過去問でしっかり得点を取れるようになります。国語も、いろいろなテーマの作文に取り組めるので、入試本番を意識した演習ができています。

「公立高校入試対策」シリーズも解答プリントの解説がしっかりしているので、生徒が自分で解説を読みながら間違えたところを解き直すことができます。各科目の入試レベルの問題演習まで私一人で対応できるので、本当に助かっています。

▲一斉指導の様子

英語で1桁だった生徒が80点以上取れるようになり、大学で専門的に学ぶほど得意に

取り組んだ生徒さんの学力の伸びはいかがですか。

すごく効果が出ていますよ。例えば、1学期に中学2年の生徒がとある大手塾から移ってきました。成績が伸び悩んでいて様子を見たところ、理解力はあるのにケアレスミスがとても多かったのです。演習量がカギだと思い、eトレで徹底的に演習させたところ、ミスは殆どなくなっていきました。入塾当初は5教科合計340点くらいでしたが、この間の学年末テストで410点まで上がり、自信を持って3年生を迎えられると、本人も喜んでいましたよ。

また、少し前のケースですが、英語で1桁の点数しか取れなかった生徒も驚くほど成績が上がりました。非常にやる気があったので、eトレで何度も何度も繰り返しプリントを解きました。家にもプリントを持ち帰って、ひたすら英単語の練習をしていたと聞いています。その努力の成果として、中学3年の2学期には何と80点以上取れるようになりました。点数が取れるようになったことで英語が好きになり、大学の外国語学部に進学しましたよ。

他にも、eトレで学習したことで成績が上がった生徒はたくさんいますね。集中して何度も挑戦できるeトレだからこそ、しっかり結果が出ているのだと実感しています。徹底的にeトレに取り組ませることで、自信を持って勉強に向き合えるようになっているので、もうeトレは手放せませんね。

塾長の熱心な指導+eトレで鬼に金棒
絶大な保護者からの信頼につながる

保護者からのeトレの評判はいかがですか。

宿題としてリトライ・リチェックプリントを渡していますが、教室でやった問題の類題なので、家でも無理なく取り組みやすい内容です。家庭学習ができるようになったと保護者の方から喜ばれています。

また解いたプリントも持ち帰らせているので、教室での演習量は保護者の方も理解してくださっています。もちろんしっかり成績も上がっているので、保護者の方からの信頼は厚いです。指導の8割はeトレを活用しているので、eトレのおかげと言っても過言ではありませんね(笑)。

今後の意気込みをお聞かせください。

最初は生徒1人、先生1人のマンツーマンからスタートした奈良學進会も、今年で24年目を迎えます。「先生、合格したよ!」と嬉しそうに報告してくれる声が聞きたくて、今まで続けてきています。これからも1年1年を大切に、毎年が初年度だという新鮮な思いで、生徒に全力で向かい合っていきたいと思います。

▲教室外観

■奈良學進会(奈良県生駒市)


2021年3月取材 (月刊eトレ 2021年5月号掲載)