Q)貴校の教育理念や指導方針について教えてください。

校舎外観

校舎外観

A)
 本校は数年前に創立50周年を迎えましたが、社会背景などによって今までとは変えなければいけない点もあると考えています。このことを踏まえて、「自ら考え判断し行動できる子どもたち」というキャッチフレーズを掲げ、次の50年を見据えた教育改革に取り組んでいます。



Q) 2015年からアクティブラーニング型授業を本格的に導入されたということですが、これもその目標が形になっているということでしょうか。

A)
 「自ら考え判断し行動できる子どもたち」という目標を達成するために、まず、授業を変えていこうと思いました。以前の「先生から教わる」という姿勢だったものを、「自分で考える」授業にしていきたいと考え、アクティブラーニング型授業を導入しました。
 2017年度からは中1から高3までのすべての学年で、アクティブラーニング型授業を進めています。特にペアワークやグループワーク、そしてそれらをまとめてプレゼンテーションすることを中心に行っています。
 本校のアクティブラーニングの目標の一つに「深い学び」というものがあり、そのために「個⇒協働⇒個」のサイクルを重視しています。「協働」の部分を深めるためには、まず個人での知識の準備が必要になります。講義や自分の考えなどで知識を蓄えた上で、教室での協働の学びがあるのだと思います。このような学びをすることで、何か議論になったときに個に戻って「自分の考えはどうなのか、何を学んだのか」といった振り返りができます。これが「深い学び」につながっていくのではないかと考えています。
 アクティブラーニングのもう一つの目標に「社会につなげていく」ということがあります。ペアワークやグループワークなどでは、自分の考えだけでなくほかの人の考えも聞くことができるようになりますので、知識を蓄えることに加え、コミュニケーション能力も備えることができるようになります。このような取り組みが、これから先の未来につながっていくのだと思います。



Q)eトレの問題を選ぶのはおもに生徒さん自身に任されているのでしょうか。

ICT教育担当先生

ICT教育担当先生

A)
 確認テストをする時は、範囲を指定して「この中から確認テストをします」と伝えています。テストができなかった生徒に対しては、土曜日の放課後に卒業生をチューターとして個別指導をしていて、その指導のベースにeトレを使っています。その場合はある程度範囲をこちらで指定します。
 あとはテスト前に範囲を指定する際に、「eトレの○○の分野」という指定のしかたをすることもあります。長期休みの課題を出す際も、範囲の指定をします。また、英検対策にも活用しています。
 それ以外のときは、生徒はeトレを自由に使え、先生から指示は出しません。定期テストと毎週の小テスト、それにプラスして生徒が自主的に使うというスタイルです。



Q)eトレの良いところを教えてください。

A)
 eトレは問題数が豊富なところが良いと思います。また基礎的な知識の定着を目的に作られているので、ICT教育を進めていく中で、eトレを使ってしっかりと知識を定着させていきたいと思います。
 さらにeトレは幅広い問題の中から自分で選んで学ぶことができます。基礎的な知識などの確認をするのにそういった自主的な使い方ができるのが一番大きい役割かと思います。



Q)今後の展望、意気込みなどをお願いします。

A)
 eトレは基礎的な知識の定着を目的に作られているので、ICT教育を進めていく上で、「個」の部分の基礎知識のところを、eトレを使ってしっかりと知識を定着させていければと思います。ICT教育ということで、新しいことに取り組みながらも基礎知識がないとその先の「活用」や「探求」といったところにたどり着けず、「協働」の部分が深められないと思います。「深い学び」につなげるためにも基礎知識は大事だと思います。
 今後もeトレを含め、状況や目的に応じてさまざまなアプリなどを活用していきたいと思います。



 eトレnetを含めたICT教育を進め、アクティブラーニング型授業を展開していらっしゃる桐蔭学園中学校・中等教育学校。
 貴校のますますのご発展を祈念しております。

〈桐蔭学園中学校・中等教育学校ホームページ〉
http://toin.ac.jp/