Q)貴校の教育理念や指導方針について教えてください。

校舎外観

校舎外観

A)
 日本大学の教育理念である「自主創造」(自ら考え、自ら行動し、自ら創造する)のもと、校訓として「情熱と真心」、教育目標として「自覚と責任」を掲げています。
 また、目指す学校像として「Aiming high!~志高く、常に高みを目指し、夢の扉を開く学校」を掲げ、未来を生き抜く「確かな力」を育成し、人を愛する「人間力」を養い、夢を実現させる生徒を育む教育を実践しています。







Q)ICT教育の導入について教えてください。

左:ICT担当先生、右:教頭先生

左:ICT担当先生、右:教頭先生

A)
 「確かな力」を育むために、本校では「基礎学力の定着・応用力の増進」、「英語4技能の向上」、「クリティカルシンキング、問題解決力の向上」、「教養力(日本文化理解、マナー)の涵養(かんよう)」を組み込んだ教育プログラムを展開しています。ICT教育については2016年度の入学生から生徒全員にタブレット端末を貸与し、すべての普通教室に電子黒板を設置しました。初年度は「Classi」(生徒の学習サポートサービス)や「ロイロノート・スクール」(授業支援アプリ)を導入し、グループワークやプレゼンテーション、アクティブラーニング型授業を展開しました。
 さらに、2017年度からは基礎学力の定着を図るために、「eトレnet」を中学校で導入し、自学自習の習慣づけや、理解度に応じてプリントを活用し生徒の学習を支援しています。


Q)eトレ導入のきっかけを教えてください。

A)
 2017年度からeトレを導入しました。以前に使用していたものと比較すると、eトレにはラーニングからチェック、リチェックとプリントがひと通りそろっていて類題も多いですし、問題を繰り返し解くことで自分のつまずきがわかり、自分のペースで勉強できます。そのため生徒にとっても自学自習がしやすいのではないかということで導入を決定しました。
 ラーニングは板書のような形式でまとまっているので、教員たちも助かっています。チャレンジなど、実際の定期テスト対策に役立つプリントもそろっており、生徒たちのレベルに合わせて学習を進めることができます。



Q)eトレは授業中に使用されているのですか。

授業風景

授業風景

A)
 教科によってかなり使い方が異なりますが、学校としてeトレを一律で決まった時間に行う、ということはしていません。
 教科によっては、授業中クラス単位で今まで学習したことの復習に使用するなどしています。テスト前は比較的eトレの時間を取りやすく、授業で定期テストに向けて確認問題などに使うこともあります。



Q)放課後学習にも使用されていると伺いましたが、いかがですか。

放課後学習の「スタディルーム」

放課後学習の「スタディルーム」

A)
 2016年度からタブレット端末を使用するなど指導体制が大きく変わり、その際に「スタディルーム」を設置しました。ここは放課後、大学生がチューターとして学習サポートを行う部屋で、生徒は質問したりeトレを活用して指導を受けたりしています。



Q)eトレを導入して成績が上がった、集中力がついたなどの事例があれば教えてください。

月間で200枚ものeトレプリントに取り組んだ生徒さん

月間で200枚ものeトレプリントに取り組んだ生徒さん

A)
 生徒には勉強する習慣がついたと思います。
 中高一貫校なので、中学1年生は受験の流れから学習時間が比較的多く、ある程度の学力はもっています。しかし、中2・中3へ進級するにつれて学習時間が減っていく傾向がありますので、そうならないように考えています。
 学習の習慣を定着させるという意味でもeトレは非常に良いと思います。生徒の中には、1か月で200枚のeトレプリントに取り組んだ生徒もいます。eトレは自分の好きなところから勉強できますし、英検・漢検の問題などもあります。特に英検はリスニング問題が2次対策にもなり有効だと考えています。
 今年度から新しい校長が就任し、「当たり前のことを当たり前にやっていこう」という「凡事徹底」を掲げています。それを実践するため勉強面においては、「基礎基本のところから取りこぼしの無いようしっかりやっ
                 ていく」ことを目標の一つとしており、そのためにeトレを活用していま
                 す。



Q)生徒さんは学校以外でもeトレを活用されているのでしょうか。

タブレットを活用して学習に取り組む生徒さん

タブレットを活用して学習に取り組む生徒さん

A)
  家で利用している生徒も多く、タブレットを活用して家でも学校でもしっかり学習しています。自分で取り組んだときにわからなかった問題を、学校で先生に質問して疑問点を解消しています。



Q)今後の展望、意気込みなどをお願いします。

A)
 生徒が自ら興味をもって学習してくれるというのが一番だと思いますし、それに向けてeトレが一つのツールやきっかけになってくれればと考えています。ICTということで情報が非常に多い時代ですが、生徒にはそれを取捨選択していく能力を身につけてほしいと思います。またそんな世の中でも基本は大事にしなければなりませんので、eトレを中心とした教材の中で身につけていってほしいと思います。



 自学自習を促進する、そして基礎学力を高めるというところで今後もeトレnetを活用していただければと思います。日本大学高等学校・中学校のますますのご発展を祈念しております。

〈日本大学高等学校・中学校ホームページ〉
http://www.nihon-u.ac.jp/orgni/yokohama/