8月のおすすめカリキュラム

8月は塾にとって、学校の進度を気にせず、個々の生徒の状況に応じて必要な勉強をさせられる時期ですね。小学1年生から高校3年生まで、1学期の復習はもちろん、弱点補強のための復習、入試のための復習、さらには高い学力をつけるための実践的な演習など、夏期講習でもフル活用していただき、一人ひとりに応じた学習にお役立てください。

また、受験生には入試までの長い期間を見通して、計画的な個別カリキュラムで、得意科目の強化と弱点補強を徹底していきましょう。

小学低学年

【算数】

1年生は、10までの数のたし算とひき算をしっかり復習しましょう。標準単元が終わっている生徒はまとめ単元にも挑戦しましょう。夏休み後半になったら算数1年③分野の「20までのかず」と算数1年④分野の「こたえが10よりおおきいたしざん」を使って練習を始めましょう。

2年生は、たし算やひき算の筆算を、標準単元とまとめ単元をフル活用して徹底的に身につけましょう。2学期からはかけ算が始まりますので、夏休み中に九九を特訓するのも良いでしょう。

3年生は、とにかくわり算の特訓です。標準単元とまとめ単元をフル活用して徹底的に身につけましょう。あまりのあるわり算でつまずく生徒が多いので、確実に解けるようにすることが大切です。2学期から学ぶ大きな数の予習を始めるのも良いでしょう。

【国語】

1・2年生は、漢字・語句単元筆順単元で漢字学習の習慣づけをしっかり行いましょう。また、文章問題単元で読解の基本を身につけていきましょう。

3年生は、漢字・語句単元で、漢字をしっかり覚えましょう。1・2年生のチェックだけを使った、総復習コースも楽しめます。文章問題単元も利用して読解の力を高めていきましょう。

小学高学年

【算数】

4年生は、わり算の筆算を徹底しましょう。標準単元で何度も復習し、まとめ単元にも挑戦しましょう。図形の単元は、楽しく勉強が進む分野ですので、組み合わせるのも良い方法です。

5年生は、体積、平均、単位量、小数のかけ算とわり算、角度など、重要な内容が目白押し。忘れていることも多いので、標準単元のチェックで覚えているかどうかを確かめ、必要に応じてラーニングやステップからやり直しましょう。理解できているならまとめ単元で復習です。

6年生の分数のかけ算とわり算については、中学に入ってから「正負の数の計算」の中でつまずく生徒も少なくありません。標準単元とまとめ単元を徹底利用して、小学校のうちにしっかり定着させましょう。また、標準的な学力のある生徒には、より高い学力を身につけさせるため、標準単元とまとめ単元を活用して円の面積や比、拡大図・縮図などに取り組ませましょう。

【国語】

4年生は、漢字・語句文章問題を組み合わせて、国語力を高めましょう。3年生のまとめ単元を使って復習することもこの時期なら可能です。

5・6年生は準拠版単元で、漢字をしっかり復習しましょう。ステップ1は読み問題ですので、「ステップ1総復習コース」とすれば漢字学習を楽しく行えます。「ステップ2書き問題総復習コース」はハイレベルコースとして生徒に意識づけをしてから取り組ませると、解けたときの充実感が高まります。漢字コンテストなどのイベントのために、漢字50題テスト漢字100題テストも用意されています。ぜひご利用ください。

また、文章問題単元で読解力も高めましょう。国語が得意で、全部解いてしまったという生徒には、試しに中学入試対策の国語に挑戦させてみてください。たくさんの文章問題に挑戦することができます。

中学入試対策

【4年生】

Aシリーズに取り組んでいきましょう。夏休み中の目標とする単元を決めて、毎日しっかり学習を積み重ねる習慣をつけましょう。算数で理解不足の単元が見つかったときには、場合によって標準単元に戻って基礎を固めることも大切です。

【5年生】

Aシリーズが途中の生徒は夏休み中に終了できるよう計画を立てましょう。Bシリーズに取り組んでいる生徒は先を進めるとともに、今までやった単元について、チェックやリチェックだけの目的別コースも活用して、復習・定着を図ってください。

【6年生】

志望校に応じて活用してください。A・Bシリーズは偏差値50程度までの中学を志望する生徒、Cシリーズは偏差値50以上を志望する生徒に取り組ませましょう。2学期からは過去問を使った実践的な練習も織り交ぜていかなければなりません。できるだけ夏休みの間に一通り学習を済ませ、2学期には復習として取り組めるようにしましょう

中学生1・2年生

夏休みは英語・数学をまとめ直す絶好の時期です。

【英語】

中1・中2は1学期の復習をしっかりやりましょう。平均点以上の理解ができている生徒には、まとめ単元に取り組ませてください。さらに、理解度の高い生徒には英文法シリーズを使って、教科書から離れた英語の実力アップをしていきましょう。

また、英語を苦手としている生徒なら、入門英文法に取り組ませましょう。入門英文法は、英語学習の一般的な流れである「覚えてから練習・テスト」ではなく、「問題を解きながら覚える」ものになっています。英語が苦手な生徒は、理解できないというより覚える努力をするのが苦手というケースが多いと思います。まずは、中1の最初から取り組み直し,英語に対する自信を持てるようになる、そんな夏休みにしてあげてください。

夏休み後半に2学期のテストの準備をはじめるなら、単語コース、標準コース、標準+作文コースの3つの目的別コースも上手に利用して、生徒の理解度に応じた効果的なテスト対策講習を実施してください。

【数学】

まずはまとめ単元を利用して、今までの復習をしていきましょう。理解不足と感じた単元は標準単元に戻って確実に解けるようにすることが大切です。また、数学が苦手な生徒には入門単元のチェックだけを進めて弱点を発見しましょう。苦手単元が見つかったらラーニング・ステップに戻ってしっかり補強していきましょう。数学が得意な生徒には標準単元のチャレンジにも挑戦させてください。

【理科・社会】

理科の物理・化学分野については、苦手な生徒も多いところ。標準単元を利用して夏休みまでの復習をしておくことが、ゆくゆくは入試のための力になってくれるでしょう。

社会や理科の生物・地学分野など暗記中心の単元は、次回の定期テスト範囲と予想される箇所から標準単元に取り組みましょう。テストに出ない範囲を覚えようとすると、テスト範囲の学習に時間不足を招くことが起こりがちです。また、覚えることが多すぎて負荷もかかります。暗記分野は、次回のテストに向けて何回も反復できるように取り組むのがお勧めです。

【国語読解・文法】

1学期の復習として教科書準拠の漢字シリーズに取り組みましょう。すでに学習済みの単元でも忘れている漢字は意外と多いものです。反復して確実に書けるようにしておきましょう。

また、普段はなかなか取り組むことが少ない文章問題シリーズに取り組んで読解力を高めておくのもお勧めです。

中学生3年生

いよいよ高校入試対策のスタート。まずは1・2年の復習からはじめましょう。

中3のこの時期、1・2年の内容についてはほぼ忘れてしまっているのが一般的です。入試頻出の単元から選んで、各教科のまとめ分野英文法1・2年、国語文法のまとめなどを使ってしっかり復習してください。英単語については、高校入試重要600が好評です。ラーニングを事前に渡しておけば、単語暗記を宿題として、教室に来たときにステップのプリントでテストを行うことができます。単語力のアップにもeトレは活躍します。

苦手な箇所が見つかったら標準単元を利用して、理解できるまでしっかり取り組みましょう。3年1学期までの復習は10月中をめどに終わらせられるように、計画を立てるのが目安です。

また、学習が完全に遅れてしまっている生徒のために、入門英文法・数学入門編が用意されています。入試直前になって「基礎だけはできるようにしてやりたい」という生徒も少なくないでしょう。夏のうちから「基礎だけは身につけよう」という意識を持たせて、この2つの分野に取り組ませてください。

苦手教科の学習にとらわれず,まずは得意科目の鍛錬を

さて、入試は5教科の勝負になるのが一般的です。全教科にまんべんなく取り組むことができれば理想的ですが、時間的にそれが難しい場合はやる教科を絞る必要も出てくるでしょう。その場合には、必ず得点源となる教科の実力アップを優先してください。苦手教科の克服には長い時間がかかるものです。下手をすれば入試までかかるかもしれません。それに比べて、得意教科、好きな教科は集中力も続きますので、短期間で実力がアップする生徒も珍しくありません。

一方、保護者の方の関心はどうしても苦手科目に行きがちです。そのニーズにも答えることも必要だという面も否定できません。保護者にしっかり作戦を理解していただき、弱点補強と同時に、効果的な総合力アップの作戦を立てて、夏休みを得意科目の鍛錬に活用していきまし

高校1・2年生

 

進路を見据え、入試のカギを握る科目の強化を

1年生にとっては高校初めての夏休み。2年生にとっても部活などがあるとそれほど多くの時間を勉強に割くことができないことと思います。科目の内容が多い高校では、科目を絞った学習を行うことになります。先の進路選択の幅を広くするためには、やはり英語または数学の基礎を身につけたいところ。この2科目を中心に、希望に応じて理科・社会・古典の学習に取り組ませてください。

【数学】

【新】とついている分野を使って1学期の復習をしましょう。数学に苦労している生徒は、2回は繰り返して学習をさせてください。理解ができている生徒は練習シリーズで更に定着を図ったり、先を進めて2学期の予習を行ったり、一つ上のシリーズに取り組ませたりしてください。レベル別に、基礎、標準、応用の3シリーズが用意されています。

【英語】

夏休みは、学校の勉強を気にせず、英語の実力を磨くチャンスです。英文法基礎演習を使って、今までの復習と同時に実力アップを目指した学習に取り組みましょう。また、英語が苦手な生徒は辞書を使って長文演習のレベル1から取り組むのもお勧めです。はじめて見る英文の訳出を自力で行うことは、英語の感性アップに役立ちます。また、暗記の要素が少ないため、学習が止まってしまうことがありません。3つのレベルにわかれており、どの学年も取り組みやすくなっています。

文法、長文、単語ともに学校から離れた学習になります。夏休みの間の目標単元を生徒ごとに示し、しっかりと取り組ませてください。

【物理・化学・生物】

〇〇/基礎や○○/標準を使い、学校の進度に合わせた学習をしていきましょう。入試のためなら復習による学力の定着を、定期テスト対策ならテスト範囲に合わせた予習を、それぞれ目標としましょう。

【日本史・世界史・地理・政経】

基礎演習に取り組んでいきましょう。教科書や資料集を傍らに準備しておき、疑問点は確認しながら進めるとさらに理解が深まります。上位校の高2は演習シリーズに取り組んでください。入試に必要な学力を身につけることができます。

【古文・漢文】

古文は文法基礎、漢文は句法基礎に取り組ませてください。得意な生徒は文法基礎演習句法演習など、それ以降のシリーズに取り組むといいでしょう。古文は単語シリーズも併用して進めると効果的です。

高校3年生

入試対策シリーズをフル活用して、徹底的に問題演習をしていきましょう。

【センター試験対策】

12月までに、センター試験対策シリーズ最低3回は繰り返したいもの。繰り返すことによって解答にかかる時間が短くなっていきますので、本番で余裕が生まれます。9月から学校行事が増えることを考えると、夏休みの間に2、3科目については一通り学習が済んでいることが理想的です。

【私大・2次対策】

夏から本格的に入試の準備に入る場合、演習シリーズ難関大対策シリーズを活用します。演習シリーズは中位程度の大学まで、難関大対策シリーズは上位大学を狙う生徒に、それぞれ対応します。それ以外の大学を受験する場合には基礎演習を徹底した方がよい場合もありますので、志望校に応じて取捨選択し、個別カリキュラムを組んでください。

 

★過去問を使った演習・難関大対策シリーズの利用法のヒント★

理系の演習・難関大対策、文系の難関大対策各シリーズは、入試の過去問を使った実践練習となっています。基礎から積み上げていくようなものではありませんので、他のシリーズと違った利用法があります。大きくは次の2通りの学習方法があります。現役の受験生は学習時間が十分に取れないケースがままありますので、「方法1」がお勧めです。

※英語や社会の演習シリーズは、「方法2」が適しています。

(方法1) まず、ラーニングだけ、またはステップ1だけを学習し、単元をどんどん先に進めます。これによって、入試出題範囲の学習を一通り終わらせることが比較的短期間でできます。1周したら、ステップ2だけの学習をしてみましょう。入試までに3周できれば理想的です。時間がないときには出題傾向に合わせて単元を取捨選択しましょう。

(方法2)ラーニングからチェックまでを、eトレのオーソドックスな学習の流れに沿って進めます。eトレ学習する科目数が少なく、かつ時間をかけることができる場合に、徹底的に鍛えるのに有効です。