
eトレの個別演習は学力向上に直結し、演習の時間数が多ければ多いほどその効果は高まります。
そんな学力アップに効果的なeトレですが、オプションコースとして設定する場合、保護者の理解を得られないことには受講時間を増やすことはできません。
「見学会+保護者会」でeトレの必要性をしっかりアピール
保護者の理解を得るために不可欠なのが保護者会です。
そこで、土日を利用した説明会を兼ねた見学会を企画してみましょう。
子どもが次々とプリントに取り組む姿を目の当たりにすれば、eトレは鉛筆で書きながら解き進めていくシステムであることをきちんと理解してくれるでしょう。
その上でeトレというプリント演習が必要な理由や、その学習効果の高さを説明しましょう。
「DUT理論」で演習の必要性とeトレの学習効果の説明
eトレ演習の必要性と学習効果を説明するときには、トレーニング(演習)の重要性を保護者にアピールすることが大切です。
そのためには、「DUT(ダット)理論」が最も有効です。
「DUT理論」… 成績アップのために重要とされている3つの要素
1. Desire: 成績を上げたいという欲求
2. Understand: 先生の指導による正しい理解(授業)
3. Training: 理解したことを定着させるための練習(eトレ)
勉強で目標を達成するために有効な考え方であり、必要なのはたったの3つです。
まずは「テストで良い点を取りたい」「希望の学校に入りたい」という「欲求(Desire)」です。
その欲求を満たすために、学校や塾で授業をよく聞き、内容を「理解(Understand)」します。
そして、理解したことを定着させるためにたくさんの問題を解く「練習(Training)=eトレ」が必要です。
スポーツの世界ではこの「DUT理論」は広く浸透し、誰もが練習を一番大切にしています。
しかし勉強となると「練習」が圧倒的に不足しています。
理解することと同じくらい練習することが大切で、eトレでトレーニング量を増やすことが学力アップに一番の近道なのです。
5月おすすめ教室PR法
1. いよいよ定期テスト、的確な学習アドバイスと保護者へのアピールを!
新年度初めての定期テストがこの時期であり、良い結果を出してもらいたいものです。
そこで、一人ひとりに的確な学習アドバイスを行い、その定期テスト対策を保護者にもしっかりと伝えましょう。
定期テスト前には面談を実施し、伸ばすべき科目や補強すべき内容を伝え、それに沿った具体的な学習計画を提案します。
家庭学習で困っていることがあればしっかりフォローすることも、伝えておきましょう。
2.定期テスト後は結果に関わらずしっかりフォロー!
定期テスト対策後に重要なのが、テスト後のフォローです。
ここでしっかりとした対応をすることで、生徒と保護者とより深い信頼関係を築くことができます。
定期テストの結果が分かったら、良かったところや、頑張ったところを生徒に伝えましょう。
また得意科目での失敗があっても、今後の方針を前向きな表現で伝えてあげましょう。
まずは生徒の気持ちを前に向かせることが肝心です。
そしてその内容は、保護者にもきちんと報告しましょう。
保護者が塾に対して求めているものは、子どものことをしっかり理解し、その上で学力を伸ばすことです。
どれだけ親身に対応してくれるか、そこが保護者の心をつかむポイントであるということを、常に念頭に置きましょう。