7月の教室アピール

7月に入れば夏期講習も目前、準備も佳境に入っているころだと思います。たくさんの時間と労力をかけて実施する夏期講習、それをさらに実りあるものにするためには、生徒や保護者の夏期講習への満足感をより高めなければなりません。
そこで7月の教室アピール作戦は、生徒や保護者の満足感を高めるためのポイントについて、考えていきたいと思います。

作戦その1 「いつもの授業と違う!」と思わせる工夫を!

生徒たちが真剣に勉強に取り組み、達成感を得られるかどうかは、先生がいかに生徒たちのモチベーションを上げられるかにかかっています。
そこで大切になってくるのが、講習初日の最初の授業。そこでどれだけ生徒の心を掴めるかがカギです。

■見た目で演出する

夏期講習が普段の授業とは違う特別なものであることを分かりやすく、はっきりと伝えるために、先生の見た目を夏期講習仕様してみるのも一つの方法です。

例えば、『必勝ハチマキ』。先生だけではなく生徒分も用意して、みんなで巻いて一体感を演出するのも効果があります。インターネットで検索すれば、たくさんの注文サイトが出てきます。ハチマキ以外にも、リストバンドやタオルなど手軽に作ることのできるグッズがいろいろあります。試しに一度検索してみてはいかがでしょうか。

ほかにも、夏期講習のキャッチコピーを大きくプリントしたTシャツを着て授業に臨む、夏期講習に燃えているイメージを赤色の派手なシャツで表す、というように様々な演出方法があります。目的は普段とのギャップを大きくすることです。「先生は夏期講習に向けて気合が入っている」、あるいは「今日から夏期講習が始まる」ということをアピールし、いつもの授業とは違う特別な学習が始まるということを生徒に強く意識させましょう。

■生徒への意識付け

見た目の演出に加えて、先生の思いや考えをしっかり生徒に伝えることが大切です。授業を始める前、特に初日は、生徒に向けて講習会の意義を話しましょう。

とは言え、夏期講習の必要性をただ説明するだけでは生徒の心を掴むことはできません。例えば、夏期講習中の先生自身の目標を発表してみてはいかがでしょうか。「これから先生も一緒に頑張るんだ」という意気込みを生徒に強く印象づけるのです。その上で、「あなたたちにとってこの夏期講習は本当に重要なものなんだ。なぜなら…」という具合に、講習会の意義を説明しましょう。先生の熱い思いを生徒に伝えることで、講習会に対する生徒の意識はより高まります。

そのような特別な雰囲気の中で授業を行いながら、さらにさまざまなイベントを織り交ぜていくと、夏期講習はより盛り上がり、生徒たちの勉強へのやる気も保ちやすくなります。イベントというと大げさに聞こえますが、毎回の授業でミニテストを行い、成績上位者を発表するだけでも大きな効果があります。

小さなことでも雰囲気はがらりと変わります。生徒に「いつもと違う」と思わせて、勉強へのモチベーションを保つ工夫をしましょう。

作戦その2 保護者への報告を忘れずに!

ぜひ実践していただきたいのが、夏期講習の様子を保護者へ報告することです。保護者は決して安くはない受講料を支払っているわけですから、子どもがどんな様子で勉強しているのか気になるはずです。また、講習前だけ熱心に説明をしてその後の対応がおろそかになってしまっては、保護者に悪い印象を与えかねません。

とは言えただでさえ忙しい夏期講習、保護者への連絡まで手が回らないという先生もいらっしゃるかと思います。そこでおすすめなのが、メールを使った保護者への報告です。「夏期講習ニュース」などと題して、生徒の頑張っている様子や講習中のイベントなどをメールの一斉送信機能を使って報告するのです。活気ある夏期講習の様子が随時保護者に伝われば、「うちの子も頑張っているな」と安心しますし、保護者によっては「ここまでやってくれるのか」と良い意味で驚かれる方もいらっしゃることでしょう。

保護者の心情に気を配り、きちんと対応していくことが、保護者の満足感を高めて塾の評判を高める一番の方法です。

作戦その3 講習中に保護者会や面談を実施しましょう!

夏期講習の目的として生徒の学力アップは言うまでもありません。それに加えて忘れてはいけないのが、2学期からの生徒数アップという経営面での目的です。外部生として講習に参加している生徒をそのまま2学期からの塾生として迎え入れるためには、塾に対する保護者の信頼と理解が不可欠です。そのためにも、講習中に一度は保護者会を開きましょう。

保護者会では、夏期講習の報告はもちろんのこと、2学期以降の指導方針についても説明しましょう。特に入試情報と受験対策は、受験生の保護者だけではなく非受験生の保護者も気になるところです。入試情報に基づいて塾での受験対策をしっかりと説明すれば、「この塾なら大丈夫」という保護者からの信頼につながり、ひいては2学期以降の通塾にもつながっていきます。

面談では、生徒の現状の診断や目指すべき目標、今後の学習のポイントなどを話しましょう。このとき、生徒の長所をしっかりと説明することが大切です。「自分の子どものことをこんなによく見てくれていて、認めてくれている」そう感じてもらうことで、保護者からの信頼感は一層厚いものとなるでしょう。